Controlled Admin Accessの使い方と設定
特定のメニューにのみアクセスできるユーザーを一時的に作成できる WordPress 用プラグインの紹介です。
それは「Controlled Admin Access」です。
その導入手順から日本語化・使い方と設定などを解説していきます。
Controlled Admin Access
Controlled Admin Access は、特定のメニューにのみアクセスできるユーザーを一時的に作成できます。
作成したユーザーには、有効期限を設定可能で、
有効期限内でも必要に応じてアカウントを無効化できます。
有効期限の延長も可能です。
記事を作成もしくは更新時点でのバージョン:1.5.10
Gutenberg エディターでの動作
Gutenberg エディターに追加される機能は無いので、気にする必要は無いです。
インストール手順
Controlled Admin Access をインストールするには 2 種類の方法があります。
下記の URL から ZIP ファイルを入手して、管理画面からアップロードして有効化する。
Controlled Admin Access – WordPress.org
もしくは、WordPress.org の公式プラグインディレクトリにリリースされているので、
管理画面からインストールできます。
ダッシュボードから「プラグイン」メニューの「新規追加」を選択し、
プラグイン追加画面右上の検索窓に「Controlled Admin Access」と入力します。
検索結果の一番左上に表示されると思うので、「今すぐインストール」をクリックします。
※一番左上に表示されない場合は、上記の画像から探して下さい。
インストールが完了したら、プラグインを「有効化」します。
プラグインのインストールに慣れていない方は、
下記の記事にて詳しく解説していますので、御覧ください。
WordPressプラグインのインストール手順を解説 – WordPress活用術
日本語化
Controlled Admin Access を有効化した際に日本語化されない場合には、
日本語化用の言語パックを translate.wordpress.org から入手できる場合があります。
WordPress と関連プロジェクト(テーマ・プラグイン)用の翻訳プラットフォームとして、
translate.wordpress.org (GlotPress) が導入されています。
※ボランティアで翻訳されている場合が多いので、
全てのプラグインで、必ずしも日本語化用の言語パックが用意されているわけでは無いです。
また、用意されていても 100% 翻訳されている保証もありません。
日本語化用の翻訳ファイルの探し方は、下記の記事を参照してください。
WordPress公式での日本語化用の翻訳ファイルの探し方 – WordPress活用術
専用メニュー
ダッシュボードの「ユーザー」メニューの中に追加されています。
使い方
ユーザーの作成は「Add User」で行えます。
- Username (required)
作成するユーザーのユーザーネームを入力します。 - Email (required)
作成するユーザーのメールアドレスを入力します。
- Menu Access (required)
作成するユーザーにアクセスを許可しないダッシュボードのメニューページを選択します。
- Password (required )
ログインパスワードを入力します。自動生成も可能。 - Expiring in
このユーザーアカウントの有効期限を設定します。無期限・1日間・3日間・15日間から選択可。編集から延長も可能です。
Manage Users
作成したユーザーを一覧で確認できます。
Extend this user to:
有効期限の延長を行えます。