Nginx Cache Controller:Nginxのキャッシュをコントロールできる
Nginx プロクシサーバーのキャッシュをコントロールできる WordPress 用プラグインの紹介です。
それは「Nginx Cache Controller」です。
そのインストール手順から日本語化・使い方と設定などを解説していきます。
Nginx Cache Controller
Nginx Cache Controller は、Nginx プロクシサーバーのキャッシュをコントロールできます。
コンテンツ別にキャッシュの有効期間を設定できたり、
キャッシュレベルの指定やキャッシュを自動削除するルールの選択ができます。
WP-CLI もサポートしており、以下のコマンドが使用できます。
- wp nginx flush
- wp nginx list ?format=csv
日本語化対応もされています。
記事を作成もしくは更新時点でのバージョン:v 3.3.2
マルチサイトでの利用:可
Gutenberg エディターでの動作
Gutenberg エディターに追加される機能は無いので、気にする必要は無いです。
インストール手順
下記の URL から ZIP ファイルを入手して、管理画面からアップロードして有効化するか
Nginx Cache Controller – WordPress.org
もしくは、WordPress.org の公式プラグインディレクトリにリリースされているので、
管理画面から入手できます。
ダッシュボードから「プラグイン」メニューの「新規追加」を選択し、
プラグイン追加画面右上の検索窓に「Nginx Cache Controller」と入力します。
検索結果の一番左上に表示されると思うので、「今すぐインストール」をクリックします。
※一番左上に表示されない場合は、上記の画像から探して下さい。
インストールが完了したら、プラグインを「有効化」します。
プラグインのインストールに慣れていない方は、
下記の記事にて詳しく解説していますので、御覧ください。
WordPressプラグインのインストール手順を解説 – WordPress活用術
日本語化
Nginx Cache Controller は、日本語化対応がされているので、有効化するだけで日本語化されます。
日本語化されない場合には、日本語化用の言語パックを translate.wordpress.org から入手できる場合があります。
WordPress と関連プロジェクト(テーマ・プラグイン)用の翻訳プラットフォームとして、
translate.wordpress.org (GlotPress) が導入されています。
※ボランティアで翻訳されている場合が多いので、
全てのプラグインで、必ずしも日本語化用の言語パックが用意されているわけでは無いです。
また、用意されていても 100% 翻訳されている保証もありません。
日本語化用の翻訳ファイルの探し方は、下記の記事を参照してください。
WordPress公式での日本語化用の翻訳ファイルの探し方 – WordPress活用術
専用メニュー
ダッシュボードの「ダッシュボード」メニューの下に追加されています。
使い方
キャッシュの有効期間を秒単位で指定します。
デフォルト値は全てに 86400 秒=1 日。
キャッシュの自動削除機能を有効にするかどうか。
キャッシュディレクトリの指定とキャッシュレベルの指定をします。
キャッシュの自動削除のタイミングを選択します。
メタタグとして「Last Modified」を追加するかどうか。