Proxy & VPN Blocker:プロキシサーバやVPNからのアクセスをブロックできる
WordPress サイトに限らず Web 上にある Web サイトには、
日々プロキシサーバや VPN を経由してのアクセスが大なり小なりあります。
記事へのアクセスであれば、特に気にする必要も無いかと思いますが、
中には悪意を持ってログイン&登録ページへアクセスしてくるものも少なからずあります。
そのような時に便利な WordPress 用プラグインがあります。
それは「Proxy & VPN Blocker」です。
そのインストール手順から日本語化・使い方と設定などを解説していきます。
Proxy & VPN Blocker
Proxy & VPN Blocker は、プロキシサーバや VPN からのログイン&登録ページへのアクセスをブロックできます。
API キーなしでも動作しますが、毎日 100 回のクエリに限定されます。
無料の API キー(毎日 1,000 回のクエリに限定)を proxycheck.io から入手できます。
記事を作成もしくは更新時点でのバージョン:v 1.2.1
マルチサイトでの利用:可
インストール手順
下記の URL から ZIP ファイルを入手して、管理画面からアップロードして有効化するか
Proxy & VPN Blocker – WordPress.org
もしくは、WordPress.org の公式プラグインディレクトリにリリースされているので、
管理画面から入手できます。
ダッシュボードから「プラグイン」メニューの「新規追加」を選択し、
プラグイン追加画面右上の検索窓に「Proxy & VPN Blocker」と入力します。
検索結果の一番左上に表示されると思うので、「今すぐインストール」をクリックします。
※一番左上に表示されない場合は、上記の画像から探して下さい。
インストールが完了したら、プラグインを「有効化」します。
プラグインのインストールに慣れていない方は、
下記の記事にて詳しく解説していますので、御覧ください。
WordPressプラグインのインストール手順を解説 – WordPress活用術
日本語化
Proxy & VPN Blocker を有効化した際に日本語化されない場合には、
日本語化用の言語パックを translate.wordpress.org から入手できる場合があります。
WordPress と関連プロジェクト(テーマ・プラグイン)用の翻訳プラットフォームとして、
translate.wordpress.org (GlotPress) が導入されています。
※ボランティアで翻訳されている場合が多いので、
全てのプラグインで、必ずしも日本語化用の言語パックが用意されているわけでは無いです。
また、用意されていても 100% 翻訳されている保証もありません。
日本語化用の翻訳ファイルの探し方は、下記の記事を参照してください。
WordPress公式での日本語化用の翻訳ファイルの探し方 – WordPress活用術
専用メニュー
ダッシュボードの「設定」メニューの下に追加されています。
使い方
デフォルトの設定のままでも動作しますが、必要であれば設定を行います。
- Enable Querying?
サイトの保護を有効にするかどうか。 - API Key
API キーを取得しているのであれば API キーを入力します。 - Cloudflare?
Cloudflare を使用している場合には「オン」にします。 - Day Restrictor
制限する日数を指定します。 - Detect VPNs?
VPN もチェック対象にするかどうか。 - Use TLS?
TLS を使用するかどうか。 - Custom Tag Queries?
クエリーにカスタムタグをタグ付けするかどうか。
- Custom Tag
カスタムタグを入力します。 - Access Denied Message
アクセスを拒否した際の通知メッセージを入力します。 - Block on all pages?
全てのページで プロキシサーバと VPN をブロックするかどうか。
API キーの情報について