Only one device login limit：複数端末同時ログインを制限できる
複数端末での同時ログインを制限できる WordPress 用プラグインの紹介です。
それは「Only one device login limit」です。
その導入手順から日本語化・使い方と設定などを解説していきます。
Only one device login limit
Only one device login limit は、複数端末での同時ログインを制限できます。
Only one device login limit の主な特徴は、以下のとおりです。
- 同一ユーザーによる複数端末での同時ログインを制限。
- ユーザーが一定時間非アクティブ状態になっていると自動的にログアウトすることが可能。
- 管理者は任意のユーザーを強制的にログアウトさせることも可能。
- ユーザーの「自動ログアウト時間」を設定可。
- ユーザーの状態（アクティブ・非アクティブ）や最終アクティブ時間などのアクティビティをトラッキング可。
記事を作成もしくは更新時点でのバージョン：1.2.1
マルチサイトでの利用:可
Gutenberg エディターでの動作
Gutenberg エディターに追加される機能は無いので、気にする必要は無いです。
インストール手順
Only one device login limit をインストールするには 2 種類の方法があります。
下記の URL から ZIP ファイルを入手して、管理画面からアップロードして有効化する。
Only one device login limit – WordPress.org
もしくは、WordPress.org の公式プラグインディレクトリにリリースされているので、
管理画面からインストールできます。
ダッシュボードから「プラグイン」メニューの「新規追加」を選択し、
プラグイン追加画面右上の検索窓に「Only one device login limit」と入力します。
検索結果の一番左上に表示されると思うので、「今すぐインストール」をクリックします。
※一番左上に表示されない場合は、上記の画像から探して下さい。
インストールが完了したら、プラグインを「有効化」します。
プラグインのインストールに慣れていない方は、
下記の記事にて詳しく解説していますので、御覧ください。
WordPressプラグインのインストール手順を解説 – WordPress活用術
日本語化
Only one device login limit を有効化した際に日本語化されない場合には、
日本語化用の言語パックを translate.wordpress.org から入手できる場合があります。
WordPress と関連プロジェクト（テーマ・プラグイン）用の翻訳プラットフォームとして、
translate.wordpress.org (GlotPress) が導入されています。
※ボランティアで翻訳されている場合が多いので、
全てのプラグインで、必ずしも日本語化用の言語パックが用意されているわけでは無いです。
また、用意されていても 100% 翻訳されている保証もありません。
日本語化用の翻訳ファイルの探し方は、下記の記事を参照してください。
WordPress公式での日本語化用の翻訳ファイルの探し方 – WordPress活用術
専用メニュー
ダッシュボードの「設定」メニューの中に追加されています。
Only one device login limit に専用メニューは無いです。
使い方
使い方は、設定画面から必要な設定を行いましょう。
- Auto Logout Duration
ログインユーザーを自動ログアウトするまでの待機時間を入力します。
初期値：30 分間 - Enable for Admin
管理者にも適用するかどうか。 - Already logout message
自動ログアウトした際にユーザーに表示するメッセージを入力します。 - Already login message
既にログイン中のアカウントで別端末からログインしようとした際に表示するメッセージを入力します。
ユーザー一覧でユーザーの状態を確認できます。
各ユーザーのプロフィールで強制的にログアウト可能。