WP Job Manager：求人情報の管理・検索・応募ができる
日本は少子高齢化が進んでいて、様々な業種で人手不足となっています。
求人サイトで登録していても中々集まらないなんてこともあるようです。
Web サイトを WordPress で運営しているので求人情報も出しておきたい。
そのような時に便利な WordPress 用プラグインがあります。
それは「WP Job Manager」です。
そのインストール手順から日本語化・使い方と設定などを解説していきます。
WP Job Manager
WP Job Manager は、求人情報の登録と管理・表示・検索・応募ができます。
求人情報は、管理者以外も登録することができます。
求人情報は、ショートコードやウィジェットでの表示も可能です。
記事を作成もしくは更新時点でのバージョン：v 1.28.0
インストール手順
下記の URL から ZIP ファイルを入手して、管理画面からアップロードして有効化するか
WP Job Manager – WordPress.org
もしくは、WordPress.org の公式プラグインディレクトリにリリースされているので、
管理画面から入手できます。
ダッシュボードから「プラグイン」メニューの「新規追加」を選択し、
プラグイン追加画面右上の検索窓に「WP Job Manager」と入力します。
検索結果の一番左上に表示されると思うので、「今すぐインストール」をクリックします。
※一番左上に表示されない場合は、上記の画像から探して下さい。
インストールが完了したら、プラグインを「有効化」します。
プラグインのインストールに慣れていない方は、
下記の記事にて詳しく解説していますので、御覧ください。
WordPressプラグインのインストール手順を解説 – WordPress活用術
日本語化
WP Job Manager は、日本語化対応がされているので、有効化するだけで日本語化されます。
日本語化されない場合には、日本語化用の言語パックを translate.wordpress.org から入手できる場合があります。
WordPress と関連プロジェクト（テーマ・プラグイン）用の翻訳プラットフォームとして、
translate.wordpress.org (GlotPress) が導入されています。
※ボランティアで翻訳されている場合が多いので、
全てのプラグインで、必ずしも日本語化用の言語パックが用意されているわけでは無いです。
また、用意されていても 100% 翻訳されている保証もありません。
日本語化用の翻訳ファイルの探し方は、下記の記事を参照してください。
WordPress公式での日本語化用の翻訳ファイルの探し方 – WordPress活用術
有効化すると
プラグインを有効化すると、下記のような画面が表示されます。
フロントエンドから求人情報の投稿や編集、管理ができたり、
求職者が求人情報の閲覧・検索・絞り込みができるページを作成できます。
※ショートコードを使って固定ページを作成しているだけなので、
ここでは、スキップしても大丈夫です。
専用メニュー
ダッシュボードの「コメント」メニューの下に追加されています。
使い方
求人情報の新規追加
「新規追加」メニューから求人情報の新規作成ができます。
求人内容を入力して、会社情報や求職者が応募できるメールアドレスなどを記述します。
求人の種類
デフォルトで 5 種類の雇用形態が登録されています。
設定
求人情報
- 1ページあたりの求人数
1 ページに表示する求人情報の数を入力します。 - 採用済みの役職
採用済みの求人情報を非表示にするかどうか。 - 期限切れのリストを非表示にする
有効期限が切れた求人情報を非表示にするかどうか。 - Hide Expired Listings Content
有効期限が切れた求人情報の掲載内容を隠すかどうか。 - カテゴリー
管理者以外が求人情報を登録する際にカテゴリーを選択できるようにするかどうか。 - 複数選択カテゴリー
複数のカテゴリーを選択できるようにするかどうか。 - カテゴリーで絞り込み
求人情報を絞り込む際の絞り込み条件を設定します。
- 形式
管理者以外が求人情報タイプを選択できるようにするかどうか。 - 求人情報タイプを複数選択
管理者以外が複数の求人情報タイプを選択できるようにするかどうか。 - 日付形式
求人情報の公開日の表示方法を選択します。 - Google Map API キー
求人情報の位置情報を取得したい場合に Google Map API Key を入力します。
求人情報の送信
- アカウント必須
求人情報を登録する際にアカウントがあることを必須にするかどうか。 - アカウント作成
求人情報の登録時にアカウントを作成できるようにするかどうか。 - アカウントユーザー名
自動的に登録者のメールアドレスからユーザー名を作成するかどうか。 - Account Password
ユーザー名とパスワードを設定するためのメールを登録者に送信するかどうか。 - アカウント権限
アカウント作成時のユーザー権限を設定します。
- 新規求人情報をモデレート
新規登録された求人情報を管理者の承認を必要とするかどうか。 - 承認待ちの編集を許可
承認待ちの求人情報を登録者が編集できるのを許可するかどうか。 - 掲載期間
求人情報の有効期限を日数で設定します。空白にすると無期限となります。 - 応募方法
求職者が求人に応募する際の応募方法を設定します。
固定ページ
プラグイン有効化時にセットアップでページを設定している場合には、その内容が設定されています。
アドオン
フロントエンドからの求人情報の登録の流れ
求人情報の詳細と会社情報を入力して、「プレビュー」ボタンをクリックします。
入力内容がプレビューで表示されるので、
問題なければ「リストの送信」ボタンをクリックして登録します。
求人情報の送信が完了し、管理者の承認が必要な場合に表示されます。
管理者が求人一覧を表示させると、
保留中の求人情報には、チェックボタンが表示されているので、
承認する場合には、チェックボタンをクリックします。
そうすると求人情報検索画面に求人情報が表示されるようになります。
求人情報への応募の手順
応募したい求人情報が見つかった場合には、その行をクリックします。
そうすると求人情報の詳細画面が表示されるので、
「求人に応募」ボタンをクリックして求人に応募することができます。
専用ウィジェット
最新の求人情報を表示するウィジェットです。
キーワードや地域で絞り込んで表示することもできます。
求人情報登録画面で、
「注目の求人情報」にチェックが付いている求人情報だけを表示するウィジェットです。
補足情報
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