Revision Control:リビジョンの最大保存数を細かく設定できる

2017年3月29日

WordPress の標準のままだとリビジョンの保存件数を設定するには、
「wp-config.php」に下記の記述をすることによって設定することができます。

define('WP_POST_REVISIONS', 5);

これだとリビジョンを保存するコンテンツ全てが一律 5 件となります。
投稿は件数を増やしたいけど、固定ページは増やしたくない場合もあります。

そのような時に便利な WordPress 用プラグインがあります。
それは「Revision Control」です。
そのインストール手順から日本語化・使い方と設定などを解説していきます。

Revision Control

Revision Control - WordPress.org

Revision Control は、リビジョンの最大保存数を投稿・固定ページなどのコンテンツ別に設定できます。

件数を指定できるのは勿論のこと、無制限にしたり、リビジョンの無効化もできます。
指定できる保存件数もカスタマイズ可能です。

記事を作成もしくは更新時点でのバージョン:v 2.3.2
マルチサイトでの利用:可

インストール手順

下記の URL から ZIP ファイルを入手して、管理画面からアップロードして有効化するか
Revision Control – WordPress.org

もしくは、WordPress.org の公式プラグインディレクトリにリリースされているので、
管理画面から入手できます。

ダッシュボードから「プラグイン」メニューの「新規追加」を選択し、
プラグイン追加画面右上の検索窓に「Revision Control」と入力します。

WordPressプラグイン「Revision Control」のスクリーンショット

検索結果の一番左上に表示されると思うので、「今すぐインストール」をクリックします。
インストールが完了したら、プラグインを「有効化」します。

プラグインのインストールに慣れていない方は、
下記の記事にて詳しく解説していますので、御覧ください。

WordPressプラグインのインストール手順を解説 – WordPress活用術

日本語化

Revision Control は、日本語化対応がされているので、有効化するだけで日本語化されます。
日本語化されない場合には、日本語化用の言語パックを translate.wordpress.org から入手できる場合があります。

専用メニュー

WordPressプラグイン「Revision Control」のスクリーンショット

ダッシュボードの「設定」メニューの中に「リビジョン」が追加されています。

使い方

リビジョンコントロール設定画面を開きます。

WordPressプラグイン「Revision Control」のスクリーンショット

あとは、それぞれのリビジョン最大保存数を設定するだけです。
設定できたら、「変更を保存」ボタンをクリックします。

WordPressプラグイン「Revision Control」のスクリーンショット

リビジョン範囲の項目は、保存数を指定するボックスに表示する件数を制御できます。
デフォルトだと「2..5,10,20,50,100」となっています。
なので、上の画像のように表示されます。

基本的には数値と数値をカンマで区切っていきますが、
「2..5」のように「数値1..数値2」とすると、
「数値1」と「数値2」の間の数字も入力しているのと同じ扱いにしてくれます。
なので、「2..5」だと「2,3,4,5」と同じ意味になります。

個別設定

リビジョンの最大保存数は、記事毎に設定することも可能です。

WordPressプラグイン「Revision Control」のスクリーンショット

「デフォルト設定を使用」と表示されているボックスを開くと、
リビジョンコントロール設定画面で指定したのと同じように指定できます。

URL

Revision Control – WordPress.org

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Posted by 管理人