Post Expirator:投稿記事や固定ページに公開期限を設定できる
WordPress で投稿記事を書いた場合に公開開始日時を指定できますが
期間限定のキャンペーンやイベントの紹介記事などの場合には
期間が過ぎたら手動で削除などをする必要がありますよね。
毎回毎回手動で、やるのも面倒だし忘れることもあるかと思います。
そのような時に便利な WordPress 用プラグインがあります。
それは「Post Expirator」です。
そのインストール手順から日本語化・使い方と設定などを解説していきます。
Post Expirator
Post Expirator は、投稿記事や固定ページに公開期限を設定できます。
また、公開終了した記事を公開時のカテゴリーとは違ったカテゴリに変更することもできます。
各記事や固定ページのフッターに表示期限を表示させることもできます。
記事を作成もしくは更新時点でのバージョン:v 2.1.4
マルチサイトでの利用:可
インストール手順
下記の URL から ZIP ファイルを入手して、管理画面からアップロードして有効化するか
Post Expirator – WordPress.org
もしくは、WordPress.org の公式プラグインディレクトリにリリースされているので、
管理画面から入手できます。
ダッシュボードから「プラグイン」メニューの「新規追加」を選択し、
プラグイン追加画面右上の検索窓に「Post Expirator」と入力します。
検索結果の一番左上に表示されると思うので、「今すぐインストール」をクリックします。
インストールが完了したら、プラグインを「有効化」します。
プラグインのインストールに慣れていない方は、
下記の記事にて詳しく解説していますので、御覧ください。
WordPressプラグインのインストール手順を解説 – WordPress活用術
一般設定
ダッシュボード > 設定 に移動します。
そうすると「Post Expirator」というメニューが追加されているので選択します。
Date Format:
フッターに表示される日付のフォーマットを指定します。
Time Format:
フッターに表示される時刻のフォーマットを指定します。
フォーマットの指定の仕方については、下記を参照してください。
日付と時刻の書式の解説
http://wpdocs.osdn.jp/Formatting_Date_and_Time
Default Date/Time Duration:
新規作成時にデフォルトの公開期限を設定するかを指定できます。
初期値は、指定なしです。
Default Expiration Category:
公開期限が過ぎた記事を移動する際のカテゴリの初期値を指定します。
※投稿画面から変更もできます。あくまで初期値です。
・Post Footer Display
記事や固定ページのフッターに公開期限を表示するかどうかを設定できます。
Show in post footer?
Enabled(表示する)
Disabled(表示しない)初期値です。
Footer Contents:
フッターに表示される文字列です。
Footer Style:
フッターに表示される文字列の文字スタイルです。
初期設定
「投稿」「固定ページ」別に初期設定ができます。
Active:
投稿画面で Post Expirator メニューを使えるかどうかの設定ができます。
Active(初期値)
投稿画面で Post Expirator が使えます。
Inactive
投稿画面で Post Expirator が使えなくなります。
How to expire:
期限が過ぎた際の記事の扱いを指定できます。
Auto-Enable?:
新規記事作成時に Post Expirator を自動でオンにするかどうかの指定ができます。
Taxonomy (hierarchical):
何をするかよくわからないので説明は割愛します。
診断
何らかの不都合が起きた際の診断用タブだと思います。
デバッグログ
デバッグログを確認することができるタブだと思います。
使い方
投稿画面の右カラムに「Post Expirator」メニューが追加されていますので
投稿記事を公開期限付きにする場合には「Enable Post Expiration」にチェックを入れると
年月日と時分が指定できるようになります。
「How to expire」で期限が過ぎた際の扱いを指定します。
注意点
記事の処理を「Delete」にするとゴミ箱に移動することなく即削除されますので注意しましょう。