Query Monitor:様々な情報を一括でモニタリングできる
様々な情報を一括でモニタリングできる WordPress 用プラグインがあります。
それは「Query Monitor」です。
そのインストール手順から日本語化・使い方と設定などを解説していきます。
Query Monitor
Query Monitor は、様々な情報を一括でモニタリングできます。
基本的には管理者権限を持っているユーザーのみが参照できますが、
非ログイン時もしくは非管理者としてログイン時にも、
Query Monitor が出力した情報を表示できる方法があります。
取得できる情報は、主に以下のようなものがあります。
- データベースクエリ
- フックに関する情報
- 現在のリクエスト中のテーマに関する情報
- PHP エラー(警告、通知、非推奨など)
- 現在のリクエストのクエリ変数
- 一致したすべてのリライトルールと関連するクエリ文字列
- スクリプトとスタイル
- 言語設定とテキストドメイン
- 各テキストドメインの MO ファイルとロードの有無
- HTTP リクエスト
- ユーザー機能チェック
- リダイレクトに関する情報
- ページ上の任意の jQuery Ajax リクエストからの応答
- 認証されたWordPress REST API(v2以降)からの応答
記事を作成もしくは更新時点でのバージョン:v 3.1.1
マルチサイトでの利用:可
インストール手順
下記の URL から ZIP ファイルを入手して、管理画面からアップロードして有効化するか
Query Monitor – WordPress.org
もしくは、WordPress.org の公式プラグインディレクトリにリリースされているので、
管理画面から入手できます。
ダッシュボードから「プラグイン」メニューの「新規追加」を選択し、
プラグイン追加画面右上の検索窓に「Query Monitor」と入力します。
検索結果の一番左上に表示されると思うので、「今すぐインストール」をクリックします。
※一番左上に表示されない場合は、上記の画像から探して下さい。
インストールが完了したら、プラグインを「有効化」します。
プラグインのインストールに慣れていない方は、
下記の記事にて詳しく解説していますので、御覧ください。
WordPressプラグインのインストール手順を解説 – WordPress活用術
日本語化
Query Monitor を有効化した際に日本語化されない場合には、
日本語化用の言語パックを translate.wordpress.org から入手できる場合があります。
WordPress と関連プロジェクト(テーマ・プラグイン)用の翻訳プラットフォームとして、
translate.wordpress.org (GlotPress) が導入されています。
※ボランティアで翻訳されている場合が多いので、
全てのプラグインで、必ずしも日本語化用の言語パックが用意されているわけでは無いです。
また、用意されていても 100% 翻訳されている保証もありません。
日本語化用の翻訳ファイルの探し方は、下記の記事を参照してください。
WordPress公式での日本語化用の翻訳ファイルの探し方 – WordPress活用術
専用メニュー
Query Monitor は、ダッシュボードには専用メニューは無いです。
管理バーにメニューが追加されています。
PHP エラーが発生していると赤くなっています。
Query Monitor 出力情報
概要
クエリ
呼び出し元ごとのクエリー
コンポーネントごとのクエリー
リクエスト
管理画面
スクリプト
スタイル
Hooks & Actions
言語
HTTP API Calls
Transient Updates
Capability Checks
環境
条件文
その他
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