【MySQL】オープンソースのウェブアプリケーションを利用して自動バックアップさせる手順
MySQL のデータベースをバックアップするとなると
mysqldumpを使ってバックアップするのが一般的かと思います。
でも、慣れてないとなにかと手間だったりします。
なので、今日は少し楽?な方法でバックアップする手順を書いてみます。
何を使うかというと「Sypex Dumper」です。
□Sypex Dumper とは
PHPとAjaxで作られたオープンソースのウェブアプリケーションです。
ウェブ上から MySQL のバックアップを作成する事ができます。
□必要要件
Apache などの Web サーバー
PHP 4.3.1 以上
MySQL 3.23.56 以上and above
PHP-ins zlib and bz2 が利用可であること
主要なウェブブラウザー
Internet Explorer 6, 7 and 8, Firefox 3.5, Opera 9.64 and 10, Safari 4, Chrome 3
JavaScript が使用可
□入手先
http://sypex.net/en/products/dumper/downloads/
「Sypex Dumper Pro」ではなくて「Sypex Dumper」をダウンロードします。
圧縮ファイルを解凍して、
中身を Web サーバーが認識できるフォルダに移動させるだけです。
□使い方
http://127.0.0.1/sxd/
にアクセスします。(URLは、ご自分の環境に読み替えてください)
MySQLのユーザー・パスワードでログインします。
Exportタブで、バックアップするデータベースを指定して
バックアップが不要なものがあれば、チェックを外しましょう。
設定が済んだら、右下の「Save」ボタンをクリックします。
バックアップ名を指定します。
あとで、必要になるので覚えてきましょう。
あとは、コマンドプロンプトなどでコマンドを入力して実行するだけです。
c:\php\php Sypex Dumperへのパス/index.php -j=ジョブ名
ジョブ名はバックアップ名で入力した値を指定します。
実際にバックアップされたファイルは
バックアップ名_yyyy-mm-dd_hh-nn-ss.sql.gz
というファイル名でバックアップされます。
あとは、先ほどのコマンドでバッチファイルを作って
タスクスケジューラか cron で
自動実行できる設定をすれば完了ですね。