WP Output Log File:プログラムの好きな場所で必要な情報をログ出力できる
WordPress 標準でのログ出力と言うとデバッグログ出力しかありません。
WordPress 本体がバックグラウンドで制御しているので、
管理者が利用することは不可能です。
そもそもデバッグ用なのでログの内容も分かりにくくなっています。
しかし、自作プラグインの開発の際やサイト運用中に必要な情報をログ出力したい場面が多々あるかと思います。
そのような時に便利な WordPress 用プラグインがあります。
それは「WP Output Log File」です。
そのインストール手順から日本語化・使い方と設定などを解説していきます。
WP Output Log File
WP Output Log File は、任意の箇所で必要な情報を取得・加工して出力できる国産の WordPress 用プラグイン。
ファイル名(日時も含められます)とログの出力先を自分で指定することができ、
また、ログ出力時の日時のフォーマットも任意のフォーマットで指定できます。
出力したログファイルは、管理画面からダウンロードと個別削除ができます。
※WordPress のコアファイルなどを削除しないように .log, .txt, .csv のみ表示。
記事を作成もしくは更新時点でのバージョン:v 1.0.1
マルチサイトでの利用:可
インストール手順
下記の URL から ZIP ファイルを入手して、管理画面からアップロードして有効化するか
WP Output Log File – WordPress.org
もしくは、WordPress.org の公式プラグインディレクトリにリリースされているので、
管理画面から入手できます。
ダッシュボードから「プラグイン」メニューの「新規追加」を選択し、
プラグイン追加画面右上の検索窓に「WP Output Log File」と入力します。
検索結果の一番左上に表示されると思うので、「今すぐインストール」をクリックします。
※一番左上に表示されない場合は、上記の画像から探して下さい。
インストールが完了したら、プラグインを「有効化」します。
プラグインのインストールに慣れていない方は、
下記の記事にて詳しく解説していますので、御覧ください。
WordPressプラグインのインストール手順を解説 – WordPress活用術
日本語化
WP Output Log File は、国産プラグインですが管理画面などは英語のままですが、。
使い方は簡単なので日本語化しなくても大丈夫でしょう。
専用メニュー
ダッシュボードの「設定」メニューの中に追加されています。
各種設定
Settings
- Output Active
ログ出力のオン・オフを切り替えられます。 - File Directory
ログファイルの出力先のディレクトリを相対パスで指定します。 - File Name
ログファイル名を指定します。日付フォーマットも含めることができます。.log, .txt, .csvの拡張子以外は利用不可。 - Time Record Format
出力時にログ内容の行頭に現在時刻を入れる場合にそのフォーマットを指定します。 - Access Protect
URL 指定で直アクセスできないようにフォルダ内に .htaccess(apache のみ有効)とindex.php を設置します。
Manage
ログファイルのダウンロードや削除ができます。
使い方
普段なら、ここで(できるだけ)詳しく解説を書いていますが、
このプラグインは、国産のプラグインであり、
かつ作者さんが詳しい使い方を公開しているので、そちらを参照して下さい。
ログ出力を操作するプラグインWP Output Log Fileを公開
https://www.sofplant.com/blog/plugin/about-wp-output-file/