FXでトルコリラを運用するのは怖い方向けの金融商品あれこれ。

2015年8月20日

トルコリラというと今のところ高金利通貨で有名です。
トルコリラの高金利を活かす運用方法として「FX」を紹介しているブログが多々あります。
ブログが多々あるのは、単にアフィリエイト収入が得られるからが大半かと思います。
でも、初心者がいきなり「FX」で運用すると痛い目に遭う可能性も多々あります。

しかし、低金利の日本で
少しでも資産を高利回りで運用したいと思ってる方が多いのも事実。
なので、FXに興味がないけどもトルコリラの高金利を享受したい方向けに
日本国内で少額から購入できてトルコリラで運用している金融商品をあげてみます。

・外貨建MMF
・投資信託（外国債券ファンド）
の２種類があるかと思います。
どちらもトルコリラ建ての債券を投資対象としています。
外貨預金・外貨定期預金・外貨建て債券などもありますが、換金性などの面から省略します。

メリットとしては、少額で始められること。
下で挙げている楽天証券の外貨建MMF だと今だと４００円ぐらいから購入できます。
デメリットとしては、レバレッジが掛けられないのもありますが
レバレッジを掛ける掛けないは個人の自由なのでデメリットにはならない方も居るでしょう。
掛けた方によっては大きなデメリットにもなります。
そもそも、FX を知らない若しくは興味のない方には、そもそも関係ないですしね。

直ぐ換金できない。
為替変動リスクがあります。（円高はマイナスに円安はプラスに作用します。）
定期預金のような固定金利ではなくて日々変動する可能性があります。
いつまでも高金利通貨であるかは分からない。
保有している間は、信託報酬などの手数料が徴収される。
投資信託の場合には、運用期間が定められているものもあります。

ぐらいが挙げられるかと思います。
FXと比べて為替手数料が割高という話もありますが
事実ではありますが、FXに興味が無い人には、どーでもいい話です。
そもそも商品性が大きく違う FX と外貨建てMMF を比較すること自体がナンセンス。
それでも為替手数料が気になる方は、
外貨建MMF よりも投資信託（外国債券ファンド）を選択すると良いでしょう。
日本円で購入しますし、投資信託の運用者が必要に応じてトルコリラに換金してくれるでしょう。

トルコリラ建ての MMF は、ネット証券会社で取り扱っているようです。
投資信託は、信託期間が無期限の物を探してみました。