【まとめ】今年こそ少額から投資を始めませんか

円安の影響もあってか色んな商品が値上げになってますよね。
先延ばしされたとはいえ消費税も8%から10%に増税されてしまいます。
支出は多くなっていくのに収入は中々増えない。

そこで本業以外で収入を増やせたらと思いませんか?
副業といえば色んな方法がありますが、
今回は少額投資に的を絞って紹介していきたいと思います。

「投資」というと「うさんくさい」ってイメージがありませんか?
確かにニュースで時々「投資詐欺」事件のニュースが出てくるのもありますが
本当の投資は、うさんくさくありません(笑

そして、投資と聞くと「株式投資」「投資信託」「FX」ぐらいが
想像出来るかと思います。
チャレンジしてみたいけど、大金要るんじゃないの?と思われるかもしれませんが
少し前までは、上記の投資をしようとすると確かに大金が必要でした。

でも、今は違います。
それぞれ少額から始めることができるようになっています。
次から、それぞれについて紹介していきます。

単元未満株投資

通常の株取引では、各銘柄毎に売買する際には必要最低単位である単元株数が決まっています。
しかし、単元未満株では、単元株数に関らず1株から取引することができます。
似たような商品に「ミニ株投資」がありますが、こちらは単元株数÷10単位での取引しかできません。

例)

自動車メーカー「ホンダ」の1月9日の終値は「3,531円」です
これを普通に買うと必要な金額は

3,531(円) × 100(株) = 353,100 円

となります。

ミニ株だと

3,531(円) × 100(株)÷ 10 = 35,310 円

これが、単元未満株投資だと

3,531(円) × 1(株)= 3,531 円

から買うことができます。

※売買手数料が掛かるので、1株だと割高になる場合もあります。

単元未満株であっても
単元株同様に配当の配分や株式分割の割当も保有株数に応じて配分されます。
課税も国内株式現物と同様です。

※単元未満株には議決権はありません。
※株主優待の権利・実施有無に関しては、基本的に権利等は無いですが
極稀に単元未満株でしか保有していなくても受け取れる銘柄もあります。

ただ、どの証券会社でも単元未満株投資ができるわけでは無いです。
主要ネット証券の中では、以下の3社で売買できます。
いずれも NISA 口座(投資可能枠の範囲内)での取引もできます。

口座開設手数料・口座維持手数料も必要ありません

※詳しいサービス内容は、提供会社によって多少異なります。

プチ株(単元未満株)「カブドットコム証券」
http://kabu.com/item/petit/default.html

S株(単元未満株)「SBI証券」
https://www.sbisec.co.jp/ETGate/WPLETmgR001Control?OutSide=on&getFlg=on&burl=search_domestic&cat1=domestic&cat2=fraction&dir=fraction&file=domestic_fraction_01.html

ワン株(単元未満株)「マネックス証券」
http://www.monex.co.jp/Etc/00000000/guest/G3200/wankb/rule.htm

手数料を比較してみると

約定代金 2 万円まで 100 円、以降約定代金 1 万円増加毎に 67 円加算
約定代金×0.500%(税込0.540%) 最低手数料:50円(税込54円)
約定金額の0.5%(税抜)(最低手数料 48円)

文章だけだと分かりづらいと思うので、表にしてみました。

2015-01-10

10,000 円以内だとマネックス証券が少しだけ安いですね(笑
あとは、これに消費税が掛かります。

店舗型大手証券系でもオンラインで取引できますが
売買手数料がオンライン証券系よりも割高なので現実的では無いと思います。

まめ株(単元未満株)「野村ネット&コール」
http://www.nomura.co.jp/retail/stock/mamekabu/

単元未満株「岡三オンライン証券」
http://www.okasan-online.co.jp/jp/tangenmi/

さて、1株から買える単元未満株投資にも単元株投資には無いデメリットがあります。
各社で取り扱っている銘柄を全てを買えるわけでは、ありません。
1単元が1株の銘柄、整理ポスト・監理ポスト銘柄、REITなどは不可。
また、売却のみしかできない場合もあります。

次に注文形式は、全て「成行注文」になります。指値注文などは不可です。
前場の始値、もしくは後場の始値となります。
受注時間により、翌営業日または翌々営業日の約定となる場合もあります。

買えない銘柄を除いたとしても約 3,000 銘柄もありますし、
指値注文だと自分の好きな値段で売買できますが、逆に買えない売れない可能性もあります。

参考になったでしょうか?これで、単元未満株投資の紹介を終えたいと思います。
次は、「投信信託」の話をします。

投信信託

投資信託とは、多数の人から資金を集めて、
それを専門家が株式や債券等に投資し、得られた収益を分配・還元する商品です。

メリットは以下のとおりです。
多くの資金を集めて、多くの銘柄の株式・債券等を購入するため、分散投資ができる
個人で投資対象を選択する必要がなく、専門家に運用を任せられる
品揃えが豊富(国内・海外の株式・債券、国内・海外のREIT等)

当然ながらデメリットもあります。
プロの技術や知識を利用できる分、個人で運用するよりコストが掛かる。
プロの技術や知識を利用できても利益が出るとは限らない。
自分の意思がないと、勧められたものを買ってしまいがち。

買い付け金額は、基本的には1万円からのものが主流です。
掛かる費用は、以下の3つ。

購入時の申込手数料。
ファンドを保有しているあいだに掛かる信託報酬。
解約時に信託財産留保金。

※信託財産留保金は、全てのファンドで徴収されるわけでは無いです。

買い付け金額については、基本的には1万円と書きましたが
投信積立を利用すると毎月500円~1000円で購入することができます。
代金も銀行預貯金口座からの自動引落も可能なサービスもあります。

・500円から可能

ワンコイン積立「カブドットコム証券」
http://kabu.com/item/fund_tsumitate/default.html

投信積立「SBI証券」
https://www.sbisec.co.jp/ETGate/WPLETmgR001Control?OutSide=on&getFlg=on&burl=search_fund&cat1=fund&cat2=save&dir=info&file=fund_tsumitate.html

・1,000円から可能

投信積立プログラム「マネックス証券」
http://www.monex.co.jp/FundGuide/00000000/guest/G600/tsumitate/1000yen_point.htm

ミニ積立「楽天証券」
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/special/20090924/

どの証券会社も口座開設手数料・口座維持手数料も必要ありません。
NISA 口座を利用できるものもあります。
ただ、各証券会社とも自社系列の投資信託を推奨してる可能性があります。
(信託報酬が手に入るから)
なので、上手く活用するコツは、
下記のような情報サイトで、自分に合った投資信託を探してから
それを取り扱っている証券会社の口座を開くと良いかもしれません。

http://www.matonavi.jp/index.html

FX(外国為替証拠金取引)

外国為替証拠金取引とは、証拠金を業者に預託し、
主に差金決済による通貨の売買を行なう取引の事を言います。

現物株投資や投資信託とは違って、
レバレッジという仕組みの効果もあって
少ない資金で効率良く利益を上げることができますが、
逆に大きな損失を抱えてしまう可能性もあります。

テレビCMやウェブ広告で、よく観るGMOクリック証券・DMM.com証券。
また FX 比較サイトでオススメ!と紹介されているサービスでもあります。

矢野経済研究所の調査要綱でも有力 FX 企業 16 社上がっています。
http://www.yano.co.jp/press/pdf/1341.pdf

なので、オススメ!といえなくもないですが
どちらもアフィリエイトの報酬が高いという事情もあったりします。
正直、取引する上では、初心者にはオススメできません。

その一番の理由は、この2社は、FX 取引をする際の取引単位は 10,000 通貨単位です。
10,000 通貨で取引を行うとすると
為替レートが1円上下すると損益が1万円上下することになります。

証拠金を預託する必要がありますので、10,000 通貨単位だと
1ドル100円とするとレバレッジは25倍なので
必要な証拠金の額は 100 × 10,000 ÷ 25 = 40,000 円です。
証拠金維持率 100% 以上でないといけないのと損益が発生する点を考えると
40,000 円以上の資金が必要となります。

いきなり利益があがっていけば良いんでしょうけど
初心者がいきなり勝ち続けるほど甘くは無いです。
相手にする人の多くはプロです。

例えて言うと初めてバットを持った幼児が
本気モードのダルビッシュやマー君の投げる球でヒットを打つようなもんです。
ビギナーズラックで打てるかもしませんが、後は無残な結果になるだけです。
リトルリーグに入って、中学・高校でも野球部に入って練習して
大学野球・社会人野球に進んでプロに進むのが王道だと思います。

FX で、それを実現できるサービスを提供しているのが

「SBI FXTRADE」だと思います。
https://www.sbifxt.co.jp/index.html

「SBI FXTRADE」の取引単位は、1 通貨単位からです。
必要な証拠金の額は、1ドル100円だとなんと!4円です(笑
1 通貨単位で取引をすると為替レートが1円上下すると損益は1円上下するだけです。
1回毎に1円の損失を出すと仮定すると10回でも10円の損失です(笑
先に上げた2社だと・・・10万円の損失です(笑

損失の計算も小数点第5位での四捨五入なので
口座残高は、銭単位で表示されます。
別に 1 通貨単位固定では無いので、慣れてきたら数量を増やしていけばいいのです。
スワップポイントもちゃんと付きます。

しかも!時々キャンペーンで口座を開設すると500円プレゼントしてくれます。
それを使って取引すれば、自分の財布を痛めずにリアルな環境で練習できるようなもんです!
Androidアプリ、iPhoneアプリも用意されています。

あとがき

いかがでしたでしょうか?少しは参考になったでしょうか?
自分に合った投資方法を見つけられたら、一生物のスキルになると思います。
この他にも少額でできる投資もありますが、それはまたの機会にしたいと思います。

全般

Posted by 管理人