スキマ時間を販売して、寄付もできるけど・・・『TIME TICKET』

2016年3月23日

だいぶ前から利用しているサービスに『TIME TICKET』があります。

TIME TICKETとは

CoffeeMeeting を運営する株式会社レレレのサービスです。
TIME TICKETは、自分の提供できる何かしらの事柄に対して時間と価格を設定して
販売することができて、購入された場合には、
売上の一部(最低10%)が NPO に寄付されるという仕組みになっています。

TIME TICKETを使っている感想

一番の問題点は、システム手数料の割合が高過ぎると思います。
そのシステム手数料は、30%です。
そして、残った額からユーザーが指定した寄付割合に相当する額が差し引かれます。

たとえば、販売価格が1000円だと
300円(30%)がシステム手数料として引かれるので、700円残ります。
そして、そこから最低寄付割合の10%が差し引かれます。

なので、手元に残るのは、630円です。
やっぱりシステム手数料が高過ぎる感が否めません。

主な公営ギャンブルの寺銭率は、以下のとおりです。

日本の地方公共団体が運営する宝くじ:55 %
スポーツ振興くじ(toto):50 %

日本の公営競技:20 % – 30 % 前後
パチンコ、パチスロ:平均 10 % – 15 %
スロットマシン:3 % – 15 %
アメリカンスタイルルーレット:5 %

30% が以下に高いかが分かるかと思います。

ジャンルは違いますが、ヤフオクの落札システム利用料は、5.4 %
利用者数が違いすぎるので、単純には比較できませんけどね。

また、チケットを購入したい人にとっては
チケットが全くもって探しにくいの一言に尽きます。
これは、レレレが運営しているコーヒーミーティングにも言えること。

探しにくいし、見つけたとしても出品者の素性が分かりにくいのもあるので
チケットの購入価格が高ければ高いほど買われにくくなるかと思います。

逆に購入価格を下げると直接会う事が前提のチケットの場合には
交通費などが発生するでしょうし、売れたけど赤字ということになります。
そうすると高くせざるを得ない。高くすると売れないの悪循環

お試し機能みたいなのが欲しいところかと思います。
あと、メッセージ機能に不具合があるように思うので
ちょっと怖くて使いづらいです。