Google検索の検索結果を向上させるためにユーザーにもできること

Google がここ数年で最大の検索アルゴリズム更新しました。

Googleがここ数年で最大の検索アルゴリズム更新、ニューラルネットのBERTテクノロジー投入 – techcrunch

「検索 10 回のうち 1 回の精度をアップさせた」と言う話が事実なら、
日本語でもサポートするようになるでしょう。

そうすると今後 Google 検索の検索結果の質が上がると思われます。

ただし Google は、検索結果の内容を保証しているわけでは無いです。
しかしながら、最初の 1 ページ目での 1 位から 10 位までのクリック率は、
1 位から 3 位までで 8 割を締めていると言う調査結果もあるそうです。

500万件のGoogle検索結果からCTRを分析した人がいた

何度も言いますが、検索結果の内容を保証しているわけでは無いので、
ひょっとすると 4 位のページにほしい情報が記載されていて可能性もあります。

ただ、検索結果ページを見ているユーザーの行動によって、
次に誰かが同じキーワードで検索した場合の検索結果に影響を与えることができます。

Google の検索エンジンに搭載されているアルゴリズムの一つに「ランクブレイン」があります。
ランクブレインは、2015 年から Google の検索エンジンに搭載されています。
ランクブレインは、ユーザーが求めているコンテンツを検索結果ページに表示するために使用されています。
また、Google はランクブレインが 3 番目に重要な結果順位を決める要素だと正式に表明しています。

https://www.youtube.com/watch?v=l8VnZCcl9J4

ランクブレインが主に注目している要素は、以下の 2 要素。

滞在時間
クリック率(CTR)

滞在時間は、ユーザーが検索結果からページに移動しページに滞在している時間を指します。
Google はランクブレインが滞在時間を非常に重視していると明かしています。
「滞在時間が長い=ユーザーが記事をよく読んでいる」と Google は判断します。
その結果、そのページは質の高いページだと Google は認識するので、
そのページの検索結果の順位が上がる事に繋がります。

だから、デマやフェイクニュースを垂れ流しているサイトは、
回りくどいの表現をながなが続けて滞在時間を引っ張ろうとしています。
なので、ユーザーは質が悪いページだなと思ったら、
なるべく早くページから離脱する必要があります。

2 つ目のクリック率についてですが、
そもそもクリックされないと当然ながらページは読まれず、
Google からの評価を受けることができません。
また、評価を受けないページは検索順位が下がります。

以上を踏まえるとユーザーに出来ることもあります。
それは質の悪いページを垂れ流しているサイトのページを検索結果に出さないこと。
検索結果に表示されなければ、読まれることもページをクリックされることもありません。

じゃあ、検索結果に表示されないようにするには、どーすればいいか。
話は簡単です。
Google の検索結果から指定したサイトをブロックできるアドオン&拡張機能をブラウザーにインストールしておけば良いのです。

uBlacklist – Google の検索結果から指定したサイトをブロックできる(Google Chrome)
uBlacklist – Google の検索結果から指定したサイトをブロックできる(Firefox)

マイクロソフトが提供している Web ブラウザー「Edge」も、
Google Chrome が使用しているブラウザーエンジンを採用するようになるので、
今後使うことができるようになります。

「悪貨は良貨を駆逐する」という諺もありますが、
ユーザーが悪貨を駆逐することを手伝うこともできるのです。
使い方は非常に簡単なので、導入してみては如何でしょうか。

雑記

Posted by 管理人