Intel第12世代のi5は12400より12500より上が良い感じかも

2022年5月8日

去年の終わりから 2022 年 1 月に Intel の第 12 世代 CPU がリリースされました。
11 世代と比べると、かなりの高性能化となっているものの、
DDR5 メモリーや DDR5 対応マザーも出だしと言うこともあって割高感が解消されず。
一部では CPU の反り問題もあるようで悲しい世代になってますね。
年後半には 13 世代になるのかな?も控えているようですね。

さて、手持ちのパソコンの性能不足も顕著になってきたので
パソコンの更新をしようと思って PC パーツを物色していますが
いつも迷うのが CPU 選び。個人的には Intel を使いたい人です。
i9 / i7 は、13 世代まで待つほうが賢そうなので i5 から選びたい。
オーバークロックもしないので必然的に 12400/ 12500/ 12600 から選ぶことになります。

価格コムで価格を確認すると

Core i5(Alder Lake) Intel CPU – カカクコム

12400:24,877 円
12500:26,379 円(+1,500)
12600:29,479 円(+3,000)

ぐらいの価格差になってます。2022 年 3 月 4 日現在。
どのぐらいの性能差があるのかを調べてみると
ドスパラが公開している CPU 性能比較表が更新されていたので確認すると

12400 と 12500 の間でブレイクしてるのが見て取れます。
11 世代からずっと伸び悩みが続いていたのですけどね。
どーも 3 次キャッシュが増えた影響もあるのかな?
それを考えると少なくとも 12400 より i5-12500 を選ぶほうが賢いかも。
1,500 円程度の価格差であれば。

あとは、12600 と比較してどーするかって話になります。
たまたま YouTube で比較動画を上げている方が居たので観てみました。

Intel i5 12400 vs i5 12500 vs i5 12600 – YouTube

シングルとマルチコアの比較表だけ抜粋してみました。
シングルで 30 程度、マルチで 220 ぐらい性能が上がってます。
ただ、消費電力も上がってます。
少しでも高性能を目指すなら 12600 になると思いますが
そこまで目に見えて差が出るとは思いにくいです。
3,000 円の価格差だとコスパを考えると 12500 を選ぶのが賢いかも。

Contents

追記

Raptor Lake(ラプターレイク)が 2022 年後半出荷開始予定。
Raptor Lake は、Alder Lake の改良モデル。
Alder Lake との CPU ソケット互換。
このソケット互換が大事。Raptor Lake は LGA1700 と決まっていて
Raptor Lake と同じソケットになります。
Intel CPU のいつもの流れだと Raptor Lake の次の世代でソケットが変わりますが
12 世代用のマザーボートには LGA17xx の文字の横に LGA 18xx の文字が刻まれています。
ということは、つまり少なくとも 13 世代も対応可能かも・・・?
また、Raptor Lake の i5 では無印でも 10 コア 16 スレッド。
つまり i5-12600K のように P と E コアが混合されるみたいです。
あと Raptor Lake では、DDR5 しかサポートしないなんて声もあるので
ウクライナの情勢もあるから、PC パーツの値上がり&高止まりの可能性もあります。
なので DDR5 をサポートするマザーボードで自作するのが一番ベターかも。