50種類以上のセキュリティエンジンで怪しいファイルやウェブページを無料で分析してくれるサービス「virustotal」

2014年7月17日

ちょっとファイルをダウンロードして、ウィルスチェックをしてみると
チェックに引っかかってしまった経験ありませんか?
ただ、たまに定義ファイルの影響で誤検知してしまうこともあります。
だからと言って他のアンチウイルスソフトを入れるのも面倒ですよね

そんな時に便利なサービスがあります。
「virustotal」です。

Screenshot of www.virustotal.com

□サービス内容

50種類以上のセキュリティエンジンで
怪しいファイルやウェブページを無料で分析してくれるサービス
検査してくれるだけで駆除機能は無いです。

□使い方

・ファイルを分析してもらう手順方法

  1. 「ファイルを選択」ボタンをクリックします。
  2. 「ファイルのアップロード」ダイアログが表示されるので、分析したいファイルを1個選択して「開く」をクリックします。
  3. 「ファイルのアップロード」ダイアログが閉じて、選択したファイルのファイル名が表示されているのを確認したら、「スキャン」をクリックします。
  4. ファイルが「VirusTotal」のサーバーへとアップロードされ、セキュリティスキャンが自動で開始されます。
  5. 各セキュリティスキャンの結果が随時表示されていき、全てが終了すると結果も表示してくれます。

※ファイルの最大サイズ:64MB

「virustotal」サービスのスクリーンショットです。

「virustotal」サービスのスクリーンショットです。

「virustotal」サービスのスクリーンショットです。

「virustotal」サービスのスクリーンショットです。

「virustotal」サービスのスクリーンショットです。

※ファイルをアップロードした際に既に他の方がアップロードしていて分析済みの時には
「分析済みのファイルです」というダイアログ が表示されます。
検査結果を見たい時には「前回の分析結果」ボタンをクリックします。その時の結果を閲覧することができます。
再分析検査してもらいたい時には、「再分析」ボタンをクリックします。

「virustotal」サービスのスクリーンショットです。

試しに60MBほどのファイルをアップロードして分析させてみたところ
分析自体は80秒ぐらいで終わりました。
※ファイルのアップロード時間は含んでいません

・ウェブページを分析してもらう手順

URLタブを選択して、分析してもらいたいURLを入力して、「スキャン」ボタンをクリックします。

「virustotal」サービスのスクリーンショットです。

・分析結果

「virustotal」サービスのスクリーンショットです。

・それ以外を分析してもらう手順

検索タブを選択して、分析してもらいたいドメインやIPアドレスを入力して、「スキャン」ボタンをクリックします。

「virustotal」サービスのスクリーンショットです。

・分析結果

「virustotal」サービスのスクリーンショットです。

□スキャンしてくれるプログラム一覧

2014年7月時点で54種類が登録されています。

AVG
Ad-Aware
AegisLab
Agnitum
AhnLab-V3
AntiVir
Antiy-AVL
Avast
Baidu-International
BitDefender
Bkav
ByteHero
CAT-QuickHeal
CMC
ClamAV
Commtouch
Comodo
DrWeb
ESET-NOD32
Emsisoft
F-Prot
F-Secure
Fortinet
GData
Ikarus
Jiangmin
K7AntiVirus
K7GW
Kaspersky
Kingsoft
Malwarebytes
McAfee
McAfee-GW-Edition
MicroWorld-eScan
Microsoft
NANO-Antivirus
Norman
Panda
Qihoo-360
Rising
SUPERAntiSpyware
Sophos
Symantec
Tencent
TheHacker
TotalDefense
TrendMicro
TrendMicro-HouseCall
VBA32
VIPRE
ViRobot
Zillya
Zoner
nProtect

□備考

メールやAPIでの分析もしてくれます。

□URL
virustotal:
https://www.virustotal.com/ja/