WordPress 5.0 にアップデートする前に知っておくべきこと
まもなく WordPress のメジャーリリース(5.0)が行われます。
大きな変更がありますので、
アップデートした後に慌てないように事前に把握しておきましょう。
(と書いても色んな所で「助けてください!」投稿がありそうだけども・・・)
ちなみに 5.0 リリース後、5.0.1 が間を置かずにリリースされる予定なので、
5.0 へのアップデートは急がなくても良いと思いますよ。
詳しくは下記の記事ををご覧ください。
https://ja.wordpress.org/2018/11/04/things-to-know-before-using-wordpress-
5-0/
大きな変更は以下のものがあります。
- 新エディター Gutenberg ブロックエディター実装
- 日本語版独自の変更
新エディター Gutenberg ブロックエディターに備える
- ブロックエディターの使用方法の習得
- ブロックエディターと利用プラグイン・テーマの間に互換性の問題がないことの確認
上記 2 点の対応が間に合わない場合には、
これまでのエディターの継続利用するための方法が用意されています。
Classic Editor プラグインをインストールし有効化すると、
デフォルトの設定で従来のエディター(テキストとビジュアルエディター)を継続利用することができます。
https://ja.wordpress.org/plugins/classic-editor/
既存のサイトであらかじめ Classic Editor プラグインを有効化しておけば、
WordPress 5.0 に更新した時に従来のエディターがブロックエディターに置換されるのを回避できます。
なので、従来のエディターを継続して使いたい場合には、
Classic Editor プラグインを事前に有効化しておきましょう。
このプラグインを有効化しても Gutenberg ブロックエディターが無効になるわけでなくて、
従来のエディターと切り替えて使用可能です。
ちなみに Classic Editor は WordPress チームが管理する公式プラグインで、
少なくとも 2022 年まではサポートされるそうです。
日本語版独自の変更点
WordPress 5.0 以降、日本語版のダウンロードパッケージには、
WP Multibyte Patch プラグインが含まれなくなるそうです。
この変更は、既に WP Multibyte Patch を利用中、もしくはインストール済みのサイトには影響を与えません。
一方、日本語版パッケージを新規インストールする場合には、
今後、必要に応じて WP Multibyte Patch をプラグインディレクトリからダウンロード、
または、WordPress 管理画面の「プラグイン」→「新規追加」から検索してインストールする必要が出てきます。