【雑記】PHP5.6系からPHP7系に切り替える際に注意したいプラグイン

2017年1月29日

去年の年末に「さくらインターネット」で PHP7.1 が使えるようになったので
先週、5.6 から 7.1 に切り替えました。

体感で速くなったのを感じ取れたので、
切り替えてよかったと思いつつ、導入しているプラグインの動作チェックをすると、
動作エラーのプラグインがありました。

しかも、Google に送信する XML Sitemap を生成するプラグインだったので大変でした。

で、参考のために切り替えたいと思ってる方のために注意点を書いておきます。

WordPress 4.7 日本語版から推奨動作環境が PHP 7 となりました。
で、ここがクセのものです。
PHP 7 から PHP 言語としてサポートしていた関数のいくつが廃止(削除)されました。
その中には、MySQL 拡張というデータベース接続に関する関数も含まれています。

つまり、使用中のプラグインが廃止された関数を使っていた場合には、
PHP 7 に切り替えると使用不可になってしまうということです。

使用中のプラグインのどこをチェックすれば良いかと言うと、
「インストール済みプラグイン」から各プラグインの「詳細を表示」をクリックします。

「最新の対応バージョン」の項目を確認します。

その値が 4.7.0 以上になっていれば、大丈夫です。
もし、4.7.0 よりも前のバージョンだったり、
プラグイン自体の最終更新日が 1 年以上経過している場合には要注意です。

※PHP 7 系がリリースされたのは、 2015 年 12 月 3 日です。

一番良いのは、似たようなプラグインで 4.7.0 以上に対応しているものに乗り換える。
どーしても、無理な場合には、切り替え後に動作チェックをすること。
気をつけたいのが、1 度動かしたら滅多に触らないけど動いてないと困るようなプラグインです。

XML Sitemap 生成系
掲示板系
お問い合わせフォーム系
画像の読込遅延系

などなど。

掲示板や問い合わせフォームが動作不可になっていても意外と気がつかないものです。
最近、書き込みないなー、とか、問い合わせ来ないなー。ぐらいにしか感じないと思います。

PHP のバージョンの互換性をチェックできるプラグインを見つけました。
100% のチェックは無理ですが、ある程度の互換性チェックは可能です。

https://www.hiskip.com/wp/plugin/utility/3230.html

ここからは余談ですが、私は、プラグインを紹介する記事を書く際には、
記事を書く時点で 1 年以上経過しているプラグインは除外しているのと、
WordPress と PHP のバージョンは、常に最新にして動作チェックしています。

※私は、どーしても、紹介したほうが良いと思った場合には、注意書きも書くようにしてます。

ちなみに某有名サイトでは、
記事更新日は、新しいのに自動的に取得していると思われるスクリーンショットを見ると、
「最終更新日から 2 年以上経過しています」の文字が写り込んでたりします・・・。
中には、「3 years」の文字見えてるのもありますよ・・・。

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雑記

Posted by 管理人