謎すぎる「LINE副業」に注意

「こんなビジネスがあるって知っていましたか?」
「1日たったの5分でOK! いつも使っているスタンプを送るだけ」
「平均日給3万円の安定収入」
「スマホ、パソコンがあれば、だれでも簡単にリッチ生活をスタート!」

しかし、そんなビジネスモデルが本当に可能なのだろうか。実態を探るため、J-CASTニュース記者は申し込みを行った。すると「スタンプビジネス事務局」から、

「現在、おかげさまで多数の応募者様にお申し込みをいただいており、応募者様には【約5日間の順番待ち】をいただいております」

とのメールが。その後、返事を待っていると、

「スマホを見るだけで毎月200万円の副収入」
「1タップで4万8000円ゲット」
「スマホで週給50万円稼ぐ」

といった別の「副業」の案内が、連日のように届く。結局5日後、肝心の「スタンプビジネス」は、「残念ながら落選となりました」。しかし、その後もスタンプビジネスとは関係ない勧誘が、記者のアドレスには届き続けている。

「スタンプビジネス」だけではない。「LINEビジネス」を名乗る別のサイトは、スタンプではなく「友達追加をするだけで」「多くの方が月収200万円を達成した」とアピールする。こちらは、メールの代わりにLINEを通じて応募するシステムだ。

やはり記者が申し込むと、「7日後の抽選発表」を待てという、どこかで聞いたようなメッセージが。もちろん、その間には「仮想通貨」から「在宅ワーク」まで、さまざまなオファーが届き続ける。少し違うのは、7日後、「見事、ご当選おめでとうございます」との知らせがあったことだ。ただ、「当選」案内が来たのはLINEビジネスではなく、まったく別の勧誘だったが……。

国民生活センターによれば、上記の例に限らず、なんらかの形でSNSを絡ませた「内職」についての相談件数は、2009年度の39件から、16年度には1028件と急増している。特にここ数年の伸びは「倍々ゲーム」だ。

https://www.j-cast.com/2018/01/20319120.html?p=all

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Posted by 管理人