偽の暗号通貨「SpriteCoin」に御用心
この手口は、掲示板に掲載された「必ず利益が得られる」新たな暗号通貨とされる「SpriteCoin」の宣伝から始まる。しかしこの話はまったくの偽りで、この詐欺に引っかかった被害者のシステムは、ランサムウェアに感染してしまう。
このランサムウェアはSpriteCoinを収めた暗号通貨ウォレットとして配布されている。
ユーザーが.exeファイルを実行すると、ウォレットのパスワードを入力するよう求められ、その後、画面にはブロックチェーンのデータをダウンロード中だと表示される。しかし実際には、この間にファイルの暗号化が行われる。暗号化されたファイルの名前には、後ろに「.encrypted」という文字列が追加される。
またこのランサムウェアは、その過程で「Chrome」と「Firefox」に保存されているユーザーの認証情報を読み取り、リモートのウェブサイトに送信する。送られたユーザーのパスワードは、攻撃者の手に渡っている可能性が高い。
URL
偽の暗号通貨「SpriteCoin」で誘惑、ランサムウェア配布–Fortinet報告 – ZDNet Japan
https://japan.zdnet.com/article/35113599/
