Audacity：音声の録音と音声ファイルの結合＆編集ができる
音声の録音と音声ファイルの結合＆編集ができる Windows 用フリーソフト『Audacity』の紹介です。
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Audacityとは
Audacity は、マイクやミキサーからの音声の録音と音声ファイルの結合＆編集ができます。
- wav/ aiff/ flac/ Ogg Vorbis 形式の音声ファイルを読み書き可能。
- MP3 エンコーダーである LAME を内蔵し MP3 ファイルにも対応。
- 別途 FFmpeg をインストールし設定すると FFmpeg がサポートしているファイル形式にも対応可。
- 19 種類のエフェクトをデフォルトで内蔵。
- エフェクト処理後の音声を視聴可。
- LADSPA や Nyquist プラグインに対応。
- VST エフェクトも利用可。
- キーボードとマウスを使っての操作も可能。
- Windows 版以外にも Mac OS と Linux バージョンもあります。
- 表示言語を日本語で表示可能。
記事を作成もしくは更新時点でのバージョン：3.0.0
補足情報
Audacity を提供している企業とは違う企業が提供している Web サービスですが、
音声ファイルを Web ブラウザだけで基本的な波形編集ができる「AudioMass」もあります。
3.0.0からの注意点等
Audacity 3.0.0 から導入された新機能の概要（英語）については、以下の URL で確認して下さい。
https://manual.audacityteam.org/man/new_features_in_this_release.html
プロジェクトファイルの新保存形式の採用
Audacity 3.0.0 では、プロジェクトの保存形式が変更されました。
.aup ファイルから .aup3 というファイル形式が採用されました。
以前までのデータファイルと .aup ファイルを一つにまとめられています。
SQLite3 を採用し .aup3 を実現しています。
今までの .aup ファイルは Audacity 3.0.0 以降でも開くことができ、
Audacity 3.0.0 以降で保存しなおすと .aup3 ファイルとして保存可能になります。
自動回復
クラッシュ後に Audacity を起動すると、クラッシュしたプロジェクトを回復するように提案されます。
回復を受け入れるか、プロジェクトを破棄するかを選択できます。
詳細については、自動クラッシュリカバリを参照。
プロジェクトのバックアップ
[ファイル]＞ [プロジェクトの保存]＞ [プロジェクトのバックアップ]から実行可。
現在のプロジェクトのコピーが aup3 ファイルとして保存されます。
このコマンドは、以前の 2 つのコマンドを置き換えます。
・プロジェクトのロスレスコピーの保存
・プロジェクトの圧縮コピーの保存
ZIP、WinZip、7-Zip などの標準ユーティリティを使用して aup3 プロジェクトを可逆圧縮できます。
新しいアナライザーの導入
LabelSounds と呼ばれる新しいアナライザーが導入されました。
SoundFinder と SilenceFinder アナライザーに取って代わるものです。
ディレクトリ設定の強化
デフォルトのフォルダの場所が追加され、
各アクション（開く、保存、インポート、エクスポート）時に使用するフォルダを指定できます。
マクロの改善
マクロのインポートとエクスポートが[マクロの管理]ダイアログに追加されました。
マクロにコメントを追加できるようになりました。
入手方法
下記から Audacity をダウンロードします。
Audacity – 公式サイト
Windows 版には、ポータブル版もあります。
インストール手順
ダウンロードしたインストーラーをダブルクリックして起動します。
今回だと、audacity-win-3.0.0.exe をダブルクリック。
あとは、インストーラーに従っていくだけです。
インストール時のスクリーンショットは、下記のリンク先にあります。
ご参考にされたい方は、どうぞ。
使い方
音声ファイルはドラッグ＆ドロップで複数同時に読込可能。
複数トラックの同時再生とトラックを指定しての再生も可能。
環境設定
デバイス
再生
録音
MIDIデバイス
品質
インターフェイス
トラック
トラック挙動
スペクトログラム
取り込み／書き出し
拡張取り込み
ライブラリ
ディレクトリ
警告
エフェクト
キーボード
マウス
モジュール
対応OS
64 ビット版を含む Windows Vista / 7/ 8/ 8.1/ 10/
Mac OS/Linux 版もあり。