Password Protected:全てのコンテンツにパスワード保護をかけられる
全ての WordPress コンテンツを単一のパスワードでパスワード保護できる WordPress 用プラグインの紹介。
それは「Password Protected」です。
そのインストール手順から日本語化・使い方と設定などを解説していきます。
Password Protected
Password Protected は、全ての WordPress コンテンツを単一のパスワードでパスワード保護できます。
管理者やログインユーザーに対して、パスワード入力を不要にすることもできます。
指定した IP アドレスからのアクセスに対しても入力不要にできます。
また、RSS フィードと REST API へのアクセス許可設定も行えます。
1 度パスワードを入力すると、
パスワードの入力要求を一定期間抑止することもできます。
※画像やアップロードしたファイルは保護されませんので、
URL を直接入力してのアクセスに対しては保護できません。
記事を作成もしくは更新時点でのバージョン:v 2.2.2
Gutenberg エディターでの動作
Gutenberg エディターに追加される機能は無いので、気にする必要は無いです。
インストール手順
下記の URL から ZIP ファイルを入手して、管理画面からアップロードして有効化するか
Password Protected – WordPress.org
もしくは、WordPress.org の公式プラグインディレクトリにリリースされているので、
管理画面から入手できます。
ダッシュボードから「プラグイン」メニューの「新規追加」を選択し、
プラグイン追加画面右上の検索窓に「Password Protected」と入力します。
検索結果の一番左上に表示されると思うので、「今すぐインストール」をクリックします。
※一番左上に表示されない場合は、上記の画像から探して下さい。
インストールが完了したら、プラグインを「有効化」します。
プラグインのインストールに慣れていない方は、
下記の記事にて詳しく解説していますので、御覧ください。
WordPressプラグインのインストール手順を解説 – WordPress活用術
日本語化
Password Protected は、日本語化対応がされているので、有効化するだけで日本語化されます。
日本語化されない場合には、日本語化用の言語パックを translate.wordpress.org から入手できる場合があります。
WordPress と関連プロジェクト(テーマ・プラグイン)用の翻訳プラットフォームとして、
translate.wordpress.org (GlotPress) が導入されています。
※ボランティアで翻訳されている場合が多いので、
全てのプラグインで、必ずしも日本語化用の言語パックが用意されているわけでは無いです。
また、用意されていても 100% 翻訳されている保証もありません。
日本語化用の翻訳ファイルの探し方は、下記の記事を参照してください。
WordPress公式での日本語化用の翻訳ファイルの探し方 – WordPress活用術
専用メニュー
ダッシュボードの「設定」メニューの中に追加されています。
使い方
設定画面から必要な設定を行います。
- パスワード保護状況
パスワード保護を有効にするかどうか。現在の状態は管理バーに追加されたアイコンで確認できます。 - 許可する権限
パスワードの入力無しでアクセスを許可するものを選択します。 - 新しいパスワード
パスワードを入力します。 - 許可する IP アドレス
パスワード不要でアクセスできる IP アドレスを指定できます。
- Allow Remember me
パスワードを入力したユーザーであることを記憶し、再要求を一定期間抑止するかどうか。 - Remember for this many days
パスワード入力の再要求を抑止する期間を日数で指定します。
- Cookies
自サイトでキャッシング機能を使用している場合に保護用のパスワードを保存するクッキーのキャッシングを無効にするための設定を行えます。
表示例
実際に表示させると上のような感じで表示されます。
正しいパスワードを入力するとコンテンツにアクセスできるようになります。
パスワード保護機能が無効の状態です。
パスワード保護機能が有効の状態です。