【雑記】最新安定版情報
プログラミング言語「Go」
2 月 17 日(米国時間)、安定版をバージョン 1.6 にアップデート。
Windows、OS X、Linux に対応した実行ファイルを公式サイトからダウンロードできる。
主な内容:
net/http パッケージでの HTTP/2 対応。
template パッケージが改善。バージョン 1.5 で試験的に導入された vendor ディレクトリがデフォルトで有効になる。
cgo では Go と C のコード間でのポインタ受け渡しルールが変更になる。
データベースライブラリ「SQLite」
2 月 15 日、最新安定版「SQLite 3.11.0」を公開。
Write-Ahead Log(WAL)の強化などが特徴。
バージョン 3.7 で導入したアトミックコミットとロールバックのための新手法 Write-Ahead Log(WAL)を強化。
FTS5 拡張では FTS インデックスに関する詳細情報を保持する「detail」オプションを導入。
・条件と条件のオフセットを含むカラム番号などすべてを記録する「full」(デフォルト)
・カラムと rowid 番号のみの「column」
・rowid のみの「none」の
3 種類から選択可。
PRAGMA 同期モードでは「EXTRA」オプションが追加。
SQLITE_EXTRA_DURABLE コンパイルタイムオプションでは PRAGMA 同期がデフォルトでEXTRAに設定される。
クエリプランナーも強化し、OR 最適化の一部として covering index を利用可。
ライブラリの高速化が図られている。
また、コマンドラインシェル、TCL インターフェイスなどでも細かな機能が追加。