【Ruby】構文・コメントの書き方
識別子
Ruby で変数などを定義する際には、
英文字またはアンダースコア('_’)から始まり、
英文字、アンダースコア('_’)または数字からなります。
識別子の長さに制限はありません。
構文
Ruby では、改行で区切りますが、
セミコロン(;)を使うと複数の式を1行にまとめて記述することもできます。
puts 'Hello’
puts “World"
puts “Hello"; puts “World"
文字列を囲む時は
シングルクォーテーションでもダブルクォーテーションでも可。
ダブルクォーテーションの中ではシングルクォーテーションを
シングルクォーテーションの中ではダブルクォーテーションを使うことができます。
1行が長くなってしまって、
途中で改行したくなった場合には、バックスラッシュ(\)を用います。
sum = 1 + 2 + 3 + \
4 + 5 + 6
コメント
プログラムを後で読み返す時などに便利なのが「コメント」ですよね。
Ruby では、コメントを記述するにはコメントの前に「#」を記述します。
「#」から行末までが全てコメントとなります。
# 作成日 2015 年 09 月 01 日
puts “Hello World" # 出力します
Ruby では、C 言語系やJava のように複数行をコメント化する構文は無くて、
コメントとしたい各行の先頭に「#」を付けることになります。
ただし、埋め込みドキュメントを使用することによって
複数行のコメントを記述することができます。
=begin
作成日時:2015 年 09 月 01 日
作成者:hoge
=end
「=begin」と「=end」は、行の先頭に記述する必要があります。
本来の使用目的とは異なるみたいなので、避けたほうが良いようです。
予約語
BEGIN class ensure nil self when END def false not super while alias defined? for or then yield and do if redo true __LINE__ begin else in rescue undef __FILE__ break elsif module retry unless __ENCODING__ case end next return until