【Ruby】構文・コメントの書き方

2015年9月9日

識別子

Ruby で変数などを定義する際には、
英文字またはアンダースコア('_’)から始まり、
英文字、アンダースコア('_’)または数字からなります。

識別子の長さに制限はありません。

構文

Ruby では、改行で区切りますが、
セミコロン(;)を使うと複数の式を1行にまとめて記述することもできます。

puts 'Hello’
puts “World"

puts “Hello"; puts “World"

文字列を囲む時は
シングルクォーテーションでもダブルクォーテーションでも可。
ダブルクォーテーションの中ではシングルクォーテーションを
シングルクォーテーションの中ではダブルクォーテーションを使うことができます。

1行が長くなってしまって、
途中で改行したくなった場合には、バックスラッシュ(\)を用います。

sum = 1 + 2 + 3 + \
4 + 5 + 6

コメント

プログラムを後で読み返す時などに便利なのが「コメント」ですよね。
Ruby では、コメントを記述するにはコメントの前に「#」を記述します。
「#」から行末までが全てコメントとなります。

# 作成日 2015 年 09 月 01 日

puts “Hello World" # 出力します

Ruby では、C 言語系やJava のように複数行をコメント化する構文は無くて、
コメントとしたい各行の先頭に「#」を付けることになります。

ただし、埋め込みドキュメントを使用することによって
複数行のコメントを記述することができます。

=begin
作成日時:2015 年 09 月 01 日
作成者:hoge
=end

「=begin」と「=end」は、行の先頭に記述する必要があります。
本来の使用目的とは異なるみたいなので、避けたほうが良いようです。

予約語

BEGIN    class    ensure   nil      self     when
END      def      false    not      super    while
alias    defined? for      or       then     yield
and      do       if       redo     true     __LINE__
begin    else     in       rescue   undef    __FILE__
break    elsif    module   retry    unless   __ENCODING__
case     end      next     return   until

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Posted by 管理人