Visual Studio 2017 をオフラインでインストールするには

Visual Studio は、Visual Studio 2019 がリリースされています。
Visual Studio 2019 をオフラインでインストールするには

Visual Studio の公式サイトのトップ画面からダウンロードできるインストーラーは、
オンラインインストール用のインストーラーとなっています。
なので、他のパソコンにインストールしたい時などには、
現在のところ ISO ファイルは用意されていないので、
その都度オンラインインストールを行うことになってしまいます。

ただし、ローカルにインストールキャッシュを作成しておくと、
オフラインインストールが可能になっています。

まずは、下記の URL から Visual Studio ブートストラップをダウンロードします。
次にブートストラップをダウンロードしたフォルダを開きます。
そして、そのフォルダ画面のどこでもいいので、Shift キーを押しながら右クリックします。
そうするとポップアップメニューが開くので「コマンドウィンドウをここで開く」メニューを選択します。
選択するとコマンドプロンプトが起動してくるので、下記のコマンドを実行します。

Visual Studio Enterprise の場合、以下を実行します。

vs_enterprise.exe --layout c:\vs2017offline

Visual Studio Professional の場合、以下を実行します。

vs_professional.exe --layout c:\vs2017offline

Visual Studio Community の場合、以下を実行します。

vs_community.exe --layout c:\vs2017offline

上記のままでも問題ないですが、
特定の言語ロケール、ワークロード、コンポーネントだけを含めたキャッシュも作成可能です。

例えば、日本語のみの全コンポーネントをダウンロードしたい場合、以下を実行します。

vs_enterprise.exe --layout C:\vs2017offline --lang ja-JP

ローカル キャッシュからインストールする

インストールする場合は、

c:\vs2017offline\vs_enterprise.exe

を実行します。

ただし、この場合だとインストール中にキャッシュにないコンポーネントを選択すると、
インターネットからのダウンロードが試行されてしまいます。
ダウンロードしたファイルのみがインストールされるように実行したい場合には、
キャッシュの作成に利用したものと同じコマンド ラインオプションを付加して実行します。

URL

低帯域幅または信頼性の低いネットワーク環境に Visual Studio 2017 をインストールする
https://docs.microsoft.com/ja-jp/visualstudio/install/install-vs-inconsistent-quality-network

Visual Studio 2017 のネットワーク インストールを作成する
https://docs.microsoft.com/ja-jp/visualstudio/install/create-a-network-installation-of-visual-studio

応答ファイルで Visual Studio インストールを自動化する
https://docs.microsoft.com/ja-jp/visualstudio/install/automated-installation-with-response-file