【SQL Server 2016】 R コンポーネントのオフライン用インストールファイルの在りか

SQL Server 2016 をオフラインインストール時にオプションによっては、
R コンポーネントのセットアップとインストールが必要になる場合があります。
しかし、オフラインインストール実行時だと、インストールウィザードが SQL Server 2016 R に必要なコンポーネントをインストールするためのリンクにアクセスできません。
手動でファイルをダウンロードする必要があります。

しかし、SP1 のインストールウィザードで表示される URL は、テキスト表示で、かつ必要なのが抜けています。
必要なファイルは、以下の URL からダウンロードできます。
日本語:https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/mt695942.aspx

日本語のページが無くなった時用に英語のページ
英語:https://msdn.microsoft.com/en-us/library/mt695942.aspx

Microsoft R Open と Microsoft R Server が必要です。
で、ここからが重要ですが、

インターネットにアクセスできるコンピューター上の SQL Server セットアップの一部として、.cab ファイルをダウンロードする場合、セットアップ ウィザードはローカルの言語を検出し、インストーラーの言語が自動的に変更します。

ただし、インターネットへのアクセスなしでコンピューターに SQL Server のローカライズされたバージョンのいずれかをインストールし、ローカル共有に R のインストーラーをダウンロードする場合は、インストールする言語の言語識別子を使用する、ダウンロードされたファイルの名前を手動で編集する必要があります。

SQL Server の日本語版をインストールする場合など SRS_8.0.3.0_1041.cab にファイルの名前 SRS_8.0.3.0_1033.cab からに変更する必要があります。

If you download the .cab files as part of SQL Server setup on a computer with Internet access, the setup wizard detects the local language and automatically changes the language of the installer.

However, if you are installing one of the localized versions of SQL Server to a computer without Internet access and download the R installers to a local share, you must manually edit the name of the downloaded files to use the language identifier for the language you are installing.

For example, if you are installing the Japanese version of SQL Server, you must change the name of the file from SRS_8.0.3.0_1033.cab to SRS_8.0.3.0_1041.cab.

オフラインインストールだと、セットアップウィザードが言語を識別できないので、
日本語でインストールしてるなら、セットアップウィザードが日本語だと認識できるようにファイルの名前を変更するがあります。

SQL Server 2016 SP 1 (2016/12/18 時点)の場合だと

変更前 変更後
Microsoft R Open SRO_3.2.2.15000_1033.cab SRO_3.2.2.15000_1041.cab
Microsoft R Server SRS_8.0.3.15000_1033.cab SRS_8.0.3.15000_1041.cab

と変更する必要があります。

2016

Posted by 管理人