XPをサポート終了後も安全に使い続けられる方法

2014年6月25日

XPのサポートが2014年4月9日で、いよいよ終了となります
色んな記事でも7や8への乗り換え推奨記事も見ますし
ウェブ広告でもサポート期間終了の告知広告を目にしますよね。

ゆくゆくは7や8に移行するつもりだけど
もー少し様子をみたいと思っている方も多いと思います。
また、なんとかしてXPを安心・安全に使い続けたいと思ってる方も多いと思います。

そういう場合に次のセキュリティ・ソフトを使ってみるのもよいかもしれないと
思ったので、今日は紹介したいと思います。

ディフェンスプラットフォーム

Screenshot of security.ec-current.com

60日間お試し使用ができる国産のアンチウイルスソフトです。
製品版は1年版2000円で購入することができます。

既存のアンチウイルスソフトとどこが違うかと言うと
既存のものは、パターンマッチ方式を採用しています。
既存のウイルスのパターンを取得して
それをパターンファイルとして使用してウィルス検知を行っています。
ただ、これだと新種のウィルスには効果がありません。
解析に大なり小なり時間を必要とし、パターンファイルの更新に時間差が生じるからです。
更新される前にパソコンに侵入されてしまえば感染してしまいます。

ディフェンスプラットフォームは
パターンマッチ方式ではなくて、APIを監視する方式を採用しています。
APIとは、アプリケーション・プログラミング・インターフェースの略で、
OSなどが自身の機能の一部を外部のアプリケーションから簡単に利用できるようにする仕組みです。
例えば、メールの送受信であったり、ファイルの読み込み・書き込みなどの操作があります。

(参考)http://kotobank.jp/word/API

ディフェンスプラットフォームは、それらの動きを監視して、
事前に動作許可をしているソフトウェア以外からの動作であった場合には割り込み処理を行い、
ウィルスから防御してくれます。
この方式はパターンファイルを必要としないので、新種のウィルスにも対応できます。

XPのサポートが終了する際に何が問題かというと
サポート終了後、新たに脆弱性が見つかった場合に修正されることが無くなります。
その脆弱性を利用したウィルスを作られた場合には安全が保証されません。
その点においても、ディフェンスプラットフォームは心配ありません。

 パターンマッチ方式とAPI方式を例えるならば
パターンマッチ方式は、道路や列車での国境・空港や港などでの入国管理官だと言えるでしょう。
不審者リストに無ければ、テロリストであっても入国が許可されてしまいます。
国境に不備(脆弱性)があれば、簡単に侵入を許してしまいます。

 API方式は、テロリストが攻撃目標とする拠点を警備してくれる警備隊といえ
拠点に不審者が来て不審な動きをすれば直ちに排除してくれます。
国境に不備があって侵入されても拠点防衛をしているので問題は無いと言えるでしょう。

初期投資としてもOS入れ替えだと15,000円ぐらいは最低でもします。
ディフェンスプラットフォームは1年版 2,000円で購入できます。
ただ複数年の使用となると割高になりますが、XPのサポート終了までに何かしらの理由で
OS乗り換えができない状況ならば、購入するのを選択肢に加えるのもありだと思います。

□URL

ディフェンスプラットフォーム
http://security.ec-current.com/