ネット専用投信「Tracers オールカントリー」がeMAXIS Slim「オルカン」の約半分のコストで登場

日興アセットマネジメントは4月26日から、ネット販売専用の投資信託「Tracers MSCI オール・カントリー・インデックス(全世界株式)」の運用を開始する。10日に提出した有価証券届出書で明らかになった。
これまで最低コストだった“オルカン”の約半分のコストで登場するTracersオールカントリー。ただし「その他コスト」として、「利用する指数の標章使用料」などが記載されており、いわゆる“隠れコスト”がどのくらいになるかが注目される

 最大の特徴は0.05775%という信託報酬の低さだ。全世界の株式に投資するインデックス型投信では、三菱UFJ国際投信が運用する「eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)」が0.11325%(引き下げは5月11日から)で最も低かった。Tracersオールカントリーは、従来の最低コストの半分近いコストで登場することになる。

 販売会社は、有価証券届出書によるとSBI証券の名前があがっている。

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