【感想】日本一幸せな大富豪 竹田和平さんが命をかけて教えた魂に火をつける5つの物語

今の日本の株式市場はイナゴライダーだらけですが、
それでも「竹田和平」の名前を聞いたことがある方は多いかと思います。
良い思った企業の株を大旦那になるつもりで割安な時に買う。
所謂、バリュー投資家みたいなもんですね。

書店を見ているとその「竹田和平」の文字が目につき手にとって購入してみました。
普通なら、少し中身に目を通してから買うのですが、
待ち合わせの時間もあったので、
竹田和平氏の話なら中身を見なくても大丈夫だろうと思って購入。

移動中に最初から目を通していくと・・・、
途中から読む気も失せて読み終えることにしました。

「竹田和平さんが命をかけて教えた」とありますが、
最初に著者さんの竹田和平氏に選ばれた自慢と、
竹田和平氏の言葉を著者さんが勝手に解釈しての成功譚でした。

2・3話も似たような構成でした。別に命をかけたわけでもない。
で、それでまずいと思ったのか竹田和平さんの最後の秘書さんの話まで持ち出す構成。

最後は、竹田和平さんを神格化しようと画策したけど、
ご家族に断れたもののなんとか説得して実現した話。

これのどこが「竹田和平さんが命をかけて教えた」物語なのか。理解に苦しむ。
単に「竹田和平」の名前を利用して本を売ろうとしてるとしか思えない。
正直、本代と読むために使った時間を返せって言いたくなるレベルです。

古本屋さんに並んでても買わない。

著者:山本時嗣
価格:1,400円

書籍

Posted by 管理人