Contact Form 7に自動計算できるフィールドを追加できる:Contact Form 7 Cost Calculator
Contact Form 7 で問い合わせフォームではなくて、
見積もり書や注文書などのフォームを作りたい場合があるかと思います。
そうすると標準のままだと小計や合計などは表示できないですよね。
そのような時に便利な WordPress 用プラグインがあります。
それは「Contact Form 7 Cost Calculator」です。
そのインストール手順から日本語化・使い方と設定などを解説していきます。
Contact Form 7 Cost Calculator
Contact Form 7 Cost Calculator は、
フォーム上でラジオボタンなどの選択項目やフィールドに入力した値を動的に取得し、
自動的に計算して計算結果を表示できるフィールドを追加します。
また、3 種類(ラジオボタン・チェックボックス・ドロップダウンメニュー)のカスタムフィールドも同時に追加されます。
デモも用意されており、下記の URL で実際に操作して確認できます
Contact Form 7 Cost Calculator DEMO – dev.wall-f.com
記事を作成もしくは更新時点でのバージョン:v 1.2
マルチサイトでの利用:可
代替プラグイン
Contact Form 7 Cost Calculator は、最終更新日から既に 2 年以上が経過しています。
動作しない&セキュリティに不安の方のために代替プラグインを紹介しておきます。
Calculate Contact Form 7 の使い方
PVB Contact Form 7 Calculator の使い方
インストール手順
下記の URL から ZIP ファイルを入手して、管理画面からアップロードして有効化するか
Contact Form 7 Cost Calculator – WordPress.org
もしくは、WordPress.org の公式プラグインディレクトリにリリースされているので、
管理画面から入手できます。
ダッシュボードから「プラグイン」メニューの「新規追加」を選択し、
プラグイン追加画面右上の検索窓に「Contact Form 7 Cost Calculator」と入力します。
検索結果の一番左上に表示されると思うので、「今すぐインストール」をクリックします。
※一番左上に表示されない場合は、上記の画像から探して下さい。
インストールが完了したら、プラグインを「有効化」します。
プラグインのインストールに慣れていない方は、
下記の記事にて詳しく解説していますので、御覧ください。
WordPressプラグインのインストール手順を解説 – WordPress活用術
日本語化
Contact Form 7 Cost Calculator を有効化した際に日本語化されない場合には、
日本語化用の言語パックを translate.wordpress.org から入手できる場合があります。
WordPress と関連プロジェクト(テーマ・プラグイン)用の翻訳プラットフォームとして、
translate.wordpress.org (GlotPress) が導入されています。
※ボランティアで翻訳されている場合が多いので、
全てのプラグインで、必ずしも日本語化用の言語パックが用意されているわけでは無いです。
また、用意されていても 100% 翻訳されている保証もありません。
日本語化用の翻訳ファイルの探し方は、下記の記事を参照してください。
WordPress公式での日本語化用の翻訳ファイルの探し方 – WordPress活用術
専用メニュー
Contact Form 7 Cost Calculator には、専用メニューは無いです。
使い方
フォーム一覧を開くと Pro 版の購入を促すメッセージが表示されます。
まずは、自動計算フィールドを追加したいフォームの編集画面を開きます。
「Calculated」ボタンをクリックするとタグ生成画面が開きます。
Calculated フィールド
- Hide Field
フィールドを非表示にするかどうか。
Set Equation に必要な計算式(四則演算など)を入力していきます。
各フィールドの値はフィールド名を指定するだけで自動で取得してくれます。
※JavaScript の eval() 関数を使用して計算しています。
計算結果を出力する際に右寄せするかどうかを指定できます。