Inline Related Posts:記事本文中に関連記事を表示できる
2016年3月22日
関連記事プラグインというと通常であれば、記事の最後に表示されますよね。
でも、本文中に関連記事を表示させたいケースもあるかと思います。
そのような時に便利な WordPress 用プラグインがあります。
それは「Inline Related Posts」です。
その導入手順から日本語化・使い方と設定などを解説していきます。
Inline Related Posts
Inline Related Posts は、投稿記事中に関連記事を挿入して表示できます。
自動挿入以外にもショートコードが利用できるので、
本文中の好きな場所に好きな記事を関連記事として表示させることもできます。
表示する関連記事のデザインもプレビュー機能を備えているので
確認しながらデザイン編集できます。
無料版と有料版があります。
記事を作成もしくは更新時点での Inline Related Posts のバージョン:3.0.0
マルチサイトでの利用:可
Gutenberg エディターでの動作
Gutenberg エディターに専用機能が追加されます。
Gutenbergでのショートコードの挿入手順
このプラグインは、ショートコードを使用します。
挿入手順については、下記の記事にて詳しく解説していますので、御覧ください。
Gutenberg でのショートコードの挿入手順 – WordPress活用術
インストール手順
Inline Related Posts をインストールするには 2 種類の方法があります。
下記の URL から ZIP ファイルを入手して、管理画面からアップロードして有効化する。
Inline Related Posts – WordPress.org
もしくは、WordPress.org の公式プラグインディレクトリにリリースされているので、
管理画面からインストールできます。
ダッシュボードから「プラグイン」メニューの「新規追加」を選択し、
プラグイン追加画面右上の検索窓に「Inline Related Posts」と入力します。
検索結果の一番左上に表示されると思うので、「今すぐインストール」をクリックします。
※一番左上に表示されない場合は、上記の画像から探して下さい。
インストールが完了したら、プラグインを「有効化」します。
プラグインのインストールに慣れていない方は、
下記の記事にて詳しく解説していますので、御覧ください。
WordPressプラグインのインストール手順を解説 – WordPress活用術
日本語化
Inline Related Posts を有効化した際に日本語化されない場合には、
日本語化用の言語パックを translate.wordpress.org から入手できる場合があります。
WordPress と関連プロジェクト(テーマ・プラグイン)用の翻訳プラットフォームとして、
translate.wordpress.org (GlotPress) が導入されています。
※ボランティアで翻訳されている場合が多いので、
全てのプラグインで、必ずしも日本語化用の言語パックが用意されているわけでは無いです。
また、用意されていても 100% 翻訳されている保証もありません。
日本語化用の翻訳ファイルの探し方は、下記の記事を参照してください。
WordPress公式での日本語化用の翻訳ファイルの探し方 – WordPress活用術
専用メニュー
管理画面の「設定」メニューの中に追加されています。
使い方
有効化しても、プラグインの機能は停止した状態なので、
設定画面から「Active?」のチェックボックスにチェックを付けます。
チェックを付けると、設定項目が表示されるので、
必要なカスタマイズを行いましょう。
設定
- Related text or Call-To-Action
関連記事の見出しを入力します。 - テーマ
関連記事の表示デザインを選択します。 - Initial opacity %
不透明度を入力します。
初期値:100 % - CSS margin-top
マージントップを入力します。 - CSS margin-bottom
マージンボトムを入力します。 - Related Text Color
関連記事の見出しの文字色を選択します。 - Post Title Color
関連記事のタイトルの文字色を選択します。 - Box Background Color
関連記事の表示エリアの背景色を選択します。 - Border Color
枠線の色を選択します。
- Display border shadow
枠線に影を付けるかどうか。 - Display “Powered by" text (and show us some love 🙂
WordPress 公式の「Inline Related Posts」へのリンクページを表示するかどうか。 - Real time preview
設定を変更するとリアルタイムで反映して表示されます。
プラグイン設定
- Insert in already existing posts?
既存の投稿に関連記事を挿入するかどうか。 - How many boxes per single post?
1投稿で挿入する関連記事数を選択します。
初期値:3 - Only posts of last N. days(set zero for no limits)
直近N日の投稿のみにするか。(無制限の場合は「0」に設定)。
初期値:0 - Interval between the boxes (minimum N° words)
ボックス間の間隔を入力します。
初期値:250 - Insert a box at the end of the post? (if needed)
投稿の最後に関連記事のボックスを挿入するかどうか(必要に応じて)。 - Use on page
固定ページで使用するかどうか。 - Use on post
投稿で使用するかどうか。
エンジン設定
- Search similar posts
関連記事をどのように探すか。 - Link “rel" attribute
「rel」の属性を指定します。 - Link “target" attribute
「target」の属性を指定します。
メタボックスの統合設定
投稿記事か固定ページにプラグインを無効にするメタボックスを表示するかどうかを選択します。
Gutenberg エディターの場合。
クラシックエディターの場合。
ショートコードの使い方
ショートコードを使うと、関連記事投稿記事内の任意の場所に表示できます。
まずは、投稿画面を新規もしくは編集で開きます。
ビジュアルタブで表示します。
代替プラグイン
Inline Related Posts にほしい機能が無かった場合には、
Inline Related Posts 以外にも関連記事を表示できるプラグインを記事にしています。
以下では、Inline Related Posts を含めて 11 個を簡単に紹介しています。
URL
Inline Related Posts – WordPress.org
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