Permalink Manager Lite:カスタムパーマリンクを一元管理できる

2019年1月5日

カスタムパーマリンクを一元管理できる WordPress 用プラグインの紹介です。
それは「Permalink Manager Lite」です。
そのインストール手順から日本語化・使い方と設定などを解説していきます。

Permalink Manager Lite

Screenshot of wordpress.org

Permalink Manager Lite は、カスタムパーマリンクを一元管理できます。

カスタム投稿タイプとカスタムタクソノミーに対応し、
WooCommerce や Polylang を含む人気のプラグインもサポートしています。
カスタムパーマリンクのデフォルト書式を指定可。

パーマリンク、またはネイティブスラグを一括変更することもできます。
ネイティブパーマリンクは、変更したパーマリンクに自動的にリダイレクトされます。

記事を作成もしくは更新時点でのバージョン:v 2.1.2.2
マルチサイトでの利用:可

使用上の注意点

・公開済みの投稿のパーマリンクを変更すると SEO の価値がリセットされます。
該当の投稿が外部からリンクを貼られているとリンクジュースがもらえなくなるため。

・自動リダイレクトされない。
WordPress のデフォルトの機能として、カテゴリーなどを変更しても、
WordPress 内部で自動リダイレクトしてくれますが、
Permalink Manager を使用してパーマリンクを変更した場合には、
自動的にはリダイレクトされません。

.htaccess にリダイレクト処理を記述するか、
Redirection などのリダイレクト管理プラグインを使用してリダイレクトさせる必要があります。

Redirection の使い方 – WordPress 活用術

インストール手順

下記の URL から ZIP ファイルを入手して、管理画面からアップロードして有効化するか
Permalink Manager Lite – WordPress.org

もしくは、WordPress.org の公式プラグインディレクトリにリリースされているので、
管理画面から入手できます。

ダッシュボードから「プラグイン」メニューの「新規追加」を選択し、
プラグイン追加画面右上の検索窓に「Permalink Manager Lite」と入力します。

WordPressプラグイン「Permalink Manager Lite」のスクリーンショット

検索結果の一番左上に表示されると思うので、「今すぐインストール」をクリックします。
※一番左上に表示されない場合は、上記の画像から探して下さい。
インストールが完了したら、プラグインを「有効化」します。

プラグインのインストールに慣れていない方は、
下記の記事にて詳しく解説していますので、御覧ください。

WordPressプラグインのインストール手順を解説 – WordPress活用術

日本語化

Permalink Manager Lite は、日本語化対応がされているので、有効化するだけで日本語化されます。
日本語化されない場合には、日本語化用の言語パックを translate.wordpress.org から入手できる場合があります。

WordPress と関連プロジェクト(テーマ・プラグイン)用の翻訳プラットフォームとして、
translate.wordpress.org (GlotPress) が導入されています。

※ボランティアで翻訳されている場合が多いので、
全てのプラグインで、必ずしも日本語化用の言語パックが用意されているわけでは無いです。
また、用意されていても 100% 翻訳されている保証もありません。

日本語化用の翻訳ファイルの探し方は、下記の記事を参照してください。

WordPress公式での日本語化用の翻訳ファイルの探し方 – WordPress活用術

専用メニュー

WordPressプラグイン「Permalink Manager Lite」のスクリーンショット

ダッシュボードの「ツール」メニューの中に追加されています。

使い方

URIエディター

WordPressプラグイン「Permalink Manager Lite」のスクリーンショット

WordPressプラグイン「Permalink Manager Lite」のスクリーンショット

WordPressプラグイン「Permalink Manager Lite」のスクリーンショット

投稿・固定ページ・メディアの URI を変更できます。
検索と年月で絞り込むこともできます。
更新時に重複した URI があるとエラーメッセージを表示してくれます。

カテゴリー・フォーマット・タグは、Pro 版のみの機能です。

ツール

重複したパーマリンク

WordPressプラグイン「Permalink Manager Lite」のスクリーンショット

重複したカスタムパーマリンクが存在する場合にはリスト表示されます。

検索&置換

WordPressプラグイン「Permalink Manager Lite」のスクリーンショット

置換したい URI と置換後の URI を入力し、
モードでカスタム URI もしくは、ネイティブスラッグかを選択します。
投稿 ID と投稿タイプ・投稿ステータスでの絞り込むも可能。

再作成/リセット

WordPressプラグイン「Permalink Manager Lite」のスクリーンショット

ネイティブスラッグやネイティブパーマリンクを修復することができます。

使用禁止の単語

Pro 版のみの機能です

カスタムパーマリンク

Pro 版のみの機能です

パーマストラクチャ

WordPressプラグイン「Permalink Manager Lite」のスクリーンショット

投稿・固定ページ・メディアのカスタムパーマリンクのデフォルト書式を指定できます。

設定

一般設定

WordPressプラグイン「Permalink Manager Lite」のスクリーンショット

  • パーマリンクの自動更新
    チェックを付けると、投稿が更新(保存)されるたびにカスタムパーマリンクが自動的に更新されます。
  • Show Native slug field
    チェックを付けると、シングルページで URI エディタを使用してネイティブスラッグを編集することができます。

SEO機能

WordPressプラグイン「Permalink Manager Lite」のスクリーンショット

  • カノニカル リダイレクト
    WordPress に対して訪問者が使用した URL の修正を許可するかどうか。
  • 「追加のリダイレクト」を自動生成
    Pro 版のみの機能です。
  • リダイレクト
    有効を選択すると、ネイティブパーマリンクから設定されたカスタムパーマリンクに自動的にリダイレクトされます。
  • 末尾のスラッシュ
    ネイティブの設定を変更し、URL 末尾のスラッシュの追加・削除の制御をすることができます。
  • 404 を強制表示する
    チェックを付けると、実在しない個別ページに対して、404 エラーを返すことができます。

詳細設定

WordPressプラグイン「Permalink Manager Lite」のスクリーンショット

  • リンク切れ URI を自動的に削除する
    リンク切れ URI を自動的に削除するかどうか。
  • 言語の不一致を修正する
    カスタムパーマリンクを検出した際、投稿に用いた言語に近い翻訳を読み込むかどうか。
  • Disable support for WP All Import
    チェックを付けると、Wp All Import Pro でインポートされた投稿に対して、カスタム URI を割り当てません。
  • カスタムスラッグを強制使用する
    カスタムスラッグを強制的に使用するかを選択します。
  • パーマリンクマネージャーの機能を無効にする
    パーマリンク マネージャーの機能を無効にする投稿タイプを選択します。

その他の機能

WordPressプラグイン「Permalink Manager Lite」のスクリーンショット

Pro 版の機能説明です。

デバッグ

WordPressプラグイン「Permalink Manager Lite」のスクリーンショット

URL

Permalink Manager Lite – WordPress.org

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Posted by 管理人