TinyMCE Advanced:ビジュアルエディタを拡張できる
WordPress で記事を作成するには、
テキストエディタもしくはビジュアルエディターで作成と編集しますよね。
テキストエディタは良いとして、
ビジュアルエディター「TinyMCE」は、ビジュアルエディターと言う割には機能が弱い。
もー少し機能が増やせないかと思うことも多いでしょう。
そのような時に便利な WordPress 用プラグインがあります。
それは「TinyMCE Advanced」です。
そのインストール手順から日本語化・使い方と設定などを解説していきます。
TinyMCE Advanced
TinyMCE Advanced は、
簡単にビジュアルエディター機能を拡張することができます。
追加される主な機能として、以下のものがあります。
- テーブルの作成と編集のサポート。
- エディタ上での文字検索と置換。
- フォントの種類とサイズの設定。
また、ショートカットキーも用意されています。
デフォルトショートカット(Ctrl + 文字)
キー | 操作 | キー | 操作 |
---|---|---|---|
u | 下線 | b | 太字 |
i | イタリック | x | 切り取り |
c | コピー | v | 貼り付け |
a | すべて選択 | z | 取り消し |
y | やり直し | k | リンクの挿入/編集 |
追加ショートカット(Shift + Alt + 文字)
キー | 操作 | キー | 操作 |
---|---|---|---|
1 | 見出し1 | 2 | 見出し2 |
3 | 見出し3 | 4 | 見出し4 |
5 | 見出し5 | 6 | 見出し6 |
7 | 段落 | q | 引用 |
d | 打ち消し | x | ソースコード |
c | 中央揃え | r | 右寄せ |
l | 左寄せ | j | 両端揃え |
u | 番号なしリスト | o | 番号付きリスト |
m | 画像の挿入/編集 | s | リンクの削除 |
z | ツールバー切り替え | t | 「続きを読む」タグを挿入 |
p | Page Break タグを挿入 | w | 集中執筆モード |
h | キーボードショートカット |
フォーカスショートカット
Alt + F8 | インラインツールバー (画像・リンク・プレビュー選択時) |
Alt + F9 | エディターメニュー (有効化時) |
Alt + F10 | エディターツールバー |
Alt + F11 | 要素のパス |
また、設定のインポートやエクスポート、エディターの拡張の有効化などもできます。
日本語化対応もされています。
記事を作成もしくは更新時点でのバージョン:v 4.4.3
マルチサイトでの利用:可
インストール手順
下記の URL から ZIP ファイルを入手して、管理画面からアップロードして有効化するか
TinyMCE Advanced – WordPress.org
もしくは、WordPress.org の公式プラグインディレクトリにリリースされているので、
管理画面から入手できます。
ダッシュボードから「プラグイン」メニューの「新規追加」を選択し、
プラグイン追加画面右上の検索窓に「TinyMCE Advanced」と入力します。
検索結果の一番左上に表示されると思うので、「今すぐインストール」をクリックします。
インストールが完了したら、プラグインを「有効化」します。
プラグインのインストールに慣れていない方は、
下記の記事にて詳しく解説していますので、御覧ください。
WordPressプラグインのインストール手順を解説 – WordPress活用術
使い方
エディター設定
ダッシュボードの設定メニューの中に「TinyMCE Advanced」というメニューが追加されています。
エディターメニューのカスタマイズができます。
「使用しないボタン」から使いたいボタンをドラッグし、上のツールバーにドロップすると利用できるようになります。
不要になったボタンは、ツールバーから外側へドラッグアンドドロップすると外せます。
ツールバーのボタンをドラッグすることで、並べ替えることもできます。
リストタグのスタイルオプションの有効化、ブラウザーの右クリックメニューの置き換え、フォントサイズの置換などができます。
記事の保存時に段落タグの保持をしたい時や画像を直接エディターに貼り付けたい時に有効化します。
設定のインポートやエクスポート、エディターの拡張の有効化などができます。